山下清を
高価買取いたします

東京浅草に生まれる。千葉県の養護施設「八幡学園」に入園。貼絵の手ほどきを受け、その特異な才能が発見される。18歳の時、突然八幡学園から失踪。15年にわたる放浪生活を始める。その旅で印象づけられた風景を貼絵にし、画家や文学者から絶賛される数々の傑作を制作。花火が好きだった清は、花火大会開催を聞きつけると全国に足を運び、その時の感動した情景をそのまま作品に仕上げている。1956年の東京大丸の「山下清展」を始め、全国巡回展が約130回開かれ、観客は500万人を超えた。「放浪画家」「裸の大将」として親しまれた。1971年死去。享年49歳。
山下清作品 査定のポイント
山下清はドラマのイメージで放浪先で絵を残したと思われていることが多いようですが、実際はほとんど旅から帰ってから記憶を基に制作活動をしていました。旅先で出会った景色を描いた素晴らしい作品を多く残しています。近年はトンボなどの昆虫よりも風景画の人気が高まっています。
ここでは、山下清の査定のポイントを詳しく解説します。
高く売れる図柄は花火(2025年現在)
山下清は花火が大好きで全国どこでも駆けつけ、帰ると驚異的な記憶力でその様子を作品に再現しました。本人が好きで繰り返し制作した「花火」の人気は高いです。
山下の作品はほとんどがマジックのペン画ですが、折り紙の「貼り絵」の作品も多く作っています。「貼り絵」は変色してしまう場合が多いですが、希少性もあり比較的高く評価できます。
ただし、山下清が生前に無料で配布したと言われている簡単に描いた色紙は、図柄で大きく値段は変わりません。
山下清作品の贋物について
山下清は多くの作品を世に送り出しました。中でもペン画は真似しやすいせいか、ネットオークションで贋物が非常に多く出されています。また、貼り絵はなかなか出回っていない分ペン画よりも真贋の見極めが大変です。
そのためしっかり鑑定を取ってから売買するということが非常に重要となります。
山下清の鑑定について
山下清の作品は西邑画廊さんの山下清鑑定会で鑑定を行っています。
作品のサイズ、貼絵かそうでないか などで鑑定料が変わります。(鑑定代と鑑定書代で3万~5万円台)
贋作という結果でも鑑定料は支払わなければなりません。査定依頼をいただければ、鑑定に出したほうが良いかアドバイスすることができます。来歴がわからない、本物かどうか判断がつかないなど鑑定に出そうか悩まれている場合は、まずご相談下さい。鑑定書取得の代行もいたします。