沈南蘋の作品
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清代初期に活躍した画家。名は銓、字は衡斎。南蘋は号であり、中国本土では一般的に沈詮と呼ばれる。浙江省呉興の人。絹織物商だった南蘋の父は、息子を連れて胡湄の家に行くたびに、彼の描く様子を傍らで見続け立ち去らない南蘋の姿を見て、胡湄に入門させたと伝えられている。清朝に仕える宮廷画家であったが、雍正9(1731)年12月に徳川吉宗の招聘により来日。滞在期間は短く、雍正12(1733)年9月には帰国したが、その間に熊斐に画風を伝え、以後の日本絵画に大きな影響を与えた。帰国後は浙江・江蘇省地方を中心に活動したと伝えられている。