日本画の買取について
日本画の鑑定・買取・査定などご相談ください。
日本画は、絵画作品の中で、日本的技法を使って描いた作品で、明治以降に出てきた形式です。戦前は軸装が中心ですが、戦後は額装作品が中心となりました。
支持体は、紙か絹、絵の具は膠を定着剤として使った岩絵の具、または墨であることが一般的です。
形式としては画中に落款と呼ばれる署名と印があり、共箱、または共シールという作家による題名、署名のある添付表示がついているのが「決まり」です。
明治維新後に、どんどん入ってくる写実表現や油絵の具の強靱さに押された日本の伝統的絵画は、「日本画」として再出発しました。岡倉天心が指導し、横山大観、菱田春草らが実行者となった院展がその実質的な創始といえるでしょう。
戦後は東山魁夷、平山郁夫、杉山寧など、大家と呼ばれる日本画家が台頭しました。
21世紀に入り、日本画の定義はかなり曖昧になってきていますが、20世紀美術においてはハッキリとした区分けがあり、評価の極めた高いものも数多くあります。
日本画関連の絵画
動画で解説 日本画の買取
日本画とは
日本画とは、日本の伝統絵画のことをさします。
しかし、実際は「日本画」という名称が誕生したのは明治時代になってからでした。なぜなら、そのときに入ってきた西洋画と区別する必要に迫られたからです。
伝統的絵画作品は「絵」「画」という言葉以外呼ぶ必要もなかったものを、明治以降は「日本画」と区別することになってしまったのです。以降、日本絵画は伝統的なものを「日本画」西洋形式のものを「洋画」「西洋絵画」「油絵」などと区別して呼ぶようになりました。
日本画の画材
日本画で用いる画材は天然由来の素材のものが多いという特徴があります。特に、日本画制作の上で欠かせない画材は岩絵具と膠(にかわ)です。
岩絵具は、日本画で用いる顔料のことです。主な岩絵具は「天然岩絵具」や「新岩絵具」です。まず、天然岩絵具は鉱石を細かく砕いてつくって粉状にした絵の具です。例えば、「瑠璃色」は、名前の通り、瑠璃石(ラピスラズリ)が原料になっています。他にも、「緑青」は孔雀石(マラカイト)からできています。膠液と馴染みやすく、独特の深みが出るという特徴があります。また、絵の具の粒子の大きさによって同じ一つの鉱物から異なる濃淡の色を生み出すことができます。粒子が荒いほど色が濃くなり、粒子が細かくなると淡い色合いになります。一方、新岩絵具は、科学的に着色した色ガラスを砕いてつくられた顔料です。天然岩絵具よりも安く、色数も豊富というメリットがあります。
絵の具は、それだけでは素材(紙など)に定着することができません。そこで「膠」というものを水に溶いて溶剤とし、岩絵具を使います。ちなみに「墨」も、「煤(すす)」を「膠」に溶かしたものです。
膠とは動物の骨や皮、腸、腱を煮てつくられたものです。魚膠や兎膠などさまざまな動物由来の膠が存在しますが、特に日本では鹿の膠が主流でした。そして、この膠からできた膠水は画面に顔料を定着させるという役割があります。
岩絵具も膠もその歴史は古く、古代壁画や原始絵画に用いられたとされます。
絵画骨董買取プロ@銀座 YOUTUBEチャンネル
美術・絵画骨董買取の最新情報をお届けします
買取絵画の種類一覧
絵画・骨董など美術品の買取相場について
絵画・骨董の買取相場の一部をお伝えします。美術品の価格は作家・大きさ・図柄が大きなファクターですが、その他、その時点での人気度でもかなり変わります。
古いものほど価格が安定する傾向があり、現代に近いものほど価格の高低が変わりやすいですが、絶対の法則はありません。
また、作品そのもののコンディションは評価を左右することがあります。
むろん、真贋についての判断が大前提としてあります。
買取強化作家
絵画骨董買取プロ・4つの約束
今なぜ絵画骨董買取プロなのか?銀座秋華洞が選ばれる理由5
-
✔ 理由1: 三代80年の実績と信頼
-
✔ 理由2: 掛軸から現代アートまで買取可能
-
✔ 理由3: ご相談・出張費・査定料無料
-
✔ 理由4: 多様な販売ルートで高額買取
-
✔ 理由5: 多くのメディアに出演
絵画の買取例
買取の流れ
【1】お問い合わせ
フリーダイヤル、無料買取査定フォーム、LINE査定より、お気軽にお問い合わせください。
【2】お見積もり
いただいた絵画・美術品の情報から、おおよその査定額をお伝えいたします。
【3】買取方法の選択
来店買取、出張買取、宅配買取のいずれかをお選びください。
実際に拝見して正確なお見積もりの買い取り価格をお伝えいたします。
【4】買取成立!
金額にご納得いただけたら、買取成立です。
その場で現金でお支払いいたします。
宅配の場合は、お振り込みいたします。
絵画・骨董・美術品の選べる買取方法3つ
絵画骨董買取プロ@銀座 YOUTUBEチャンネル
美術・絵画骨董買取の最新情報をお届けします
絵画骨董買取プロ【銀座秋華洞】へのアクセス
前会長からのアドバイス:絵画買取のポイント
まず、絵画作品は作品のコンディションに加えて、
裏書、鑑定証、箱などの添付物が大事です。
もし査定の前に倉庫を整理することがあっても、
そうしたものを無くさないようにお願いします。
また「コンディションが悪いと売れないと聞いたから」ご自分の判断で、絵画の修復を行ったり、額を直したりするケースが多いのですが、これはおやめ下さい。ご自分で楽しみたいから、飾りたいから、手を入れるのならいいですが、
「絵画の価値を上げるため」にそうした事をやっても殆どの場合、意味がありません。
手間のぶん以上に価値が上がることは稀です。
私どもも含めて、信頼できる懇意の美術商を見つけて、
そのアドバイスに従うのが良いでしょう。
査定の前に、写真をお送りいただく場合も、そうした添付物の状態がよくわかるよう、
何枚か写真をおとり下さい。判断の材料として重要です。
絵画の売却の前に準備すること
絵画を売却の前に注意すること
絵画や美術品を売却するにあたっては、買取業者選びが大事なことは言うまでもありません。
買取の業者を選ぶにあたっては次の点に注意すると良いでしょう。
1. 買取専門業者を避けて専門家を選ぶ
(ア) 気持ちの良い取引ができる
「買取専門」をうたっている業者は、実は販売ルートを持たないという意味合いで、お客様や、美術マーケットにおいて信頼のない方が残念ながら多くいらっしゃいます。最近は他業種からの参入も多く、なかには強引な取引をせまる業者さんもいるようです。お客様をもつ店舗のある店は、お客様対応もきちんとしている場合が多いです。
(イ) 高額査定が期待できる
お客様のいる画廊は、たんに相場で買うだけではなく、その作品がほしい、ということが多くあります。価格についても評価が高くできる可能性があり、しかも大事に次につなげてもらえます。
2. 信用のある業者かどうかをよく見る
ホームページがキレイ、宣伝でよく見かける、というだけで選ぶと、実は専門性もない、礼儀もない業者さんもおいでになります。その業者がどのような信用ある組織に属しているか、よく調べてみると良いでしょう。
弊社は、東京美術倶楽部という信用ある組織に属し、代表は美術組合の理事長、国際浮世絵学会、全国美術商連合の理事などでもあり、銀座地域の連携も深く、地域や業界の信用をおかげさまでいただいております。
弊社プロフィール、社長プロフィールへのリンク
3.作者などを特定する付属物
美術品を売るにあたって、それほど厳密な準備は必要ありません。私どもで現場に行けばお品物の整理、清掃もいたします。
ですが、お品物の箱や付属物の紛失などがあると、作者の特定や、真贋の判断について情報不足になることがあります。お家が複数ある場合に、そうしたケースが起こりがちですので、もし手間暇をかける余裕があるなら、そのあたりのご準備をしていただくといいでしょう。
4.状態について
シミ・傷・カビなどは絵画の査定額に影響を及ぼします。ただし、お客様がご自分で修復業者に頼むと、殆どの場合、手間賃が高くついて、売却額をトータルで考えた場合、損してしまいます。
むしろ、普段の状態維持が大事です。急にどうにかしようとするより、普段大事にしていただくことが大事です。
絵画の相続
絵画の相続については、相続時に評価が必要な場合は、是非ご相談下さい。
そもそも評価するべきものかどうかなど、
多彩な経験に基づいてアドバイスさせていただきます。
相続の際、絵画だけ、陶磁器だけというケースはむしろ少なく、
骨董、掛軸、武具、浮世絵など幅広く集めているケースが多いものです。
こうなりますと、整理するだけでも大変です。
さらにジャンル別に個別の業者に依頼すれば、かなりの時間を労してしまいかねません。
美術品全般を同時に処分をお考えの場合はぜひ、秋華洞にご相談ください。
各分野のエキスパートがいるため、一度にご対応が可能です。
蔵まるごとの査定・買取も豊富に経験があります。
また、お客様の美術品の相続について相談を受けている士業の方も、お気軽にご連絡下さい。
提携している大手弁護士事務所さんをはじめ、多くの士業(弁護士、税理士、社会労務士)の方のご相談の経験があります。
絵画の査定・鑑定
一般に、「鑑定」とは真贋の鑑定、「査定」とは時価評価の事を指します。
つまり、実際にはいくらで買い取れるかという金額の提示になります。
絵画、陶磁器、工芸品など、
ジャンルにかかわらず評価が一般に「高価」であることが知られている作家については、
ほぼ必ず「贋物」が作られていると言ってもいいでしょう。
またいわゆる贋物でなくても、
①状態の程度(大変重要です)
②箱の有無
③箱書きが正しいか
④伝来
⑤その作家の現在の需要
⑥作品のモチーフの人気度
などが複雑に絡み合い、査定価格に反映されます。
鑑定の箱書きが正しいものか、どうかなど、有名な作家ほど、慎重に判断しなければなりません。
査定するにはプロの眼が必要となってくるのです。
有名百貨店で揃えられた場合は、まず真正な場合が殆どですので、記録があると強い傍証材料になります。査定額は、写真でもある程度判断が出ますが、当然ながら最終的には、実物を拝見しての判断になります。
秋華洞では、絵画、陶磁器、武具、浮世絵、骨董など美術品全般について優れた専門家を擁しており、幅広く対応できるのが特長です。簡単なことでも結構です。遠慮せずご相談ください。
絵画の査定写真の撮り方
買取り日本画家
- 青木大乗
- 穐月明
- 秋野不矩
- 池田蕉園
- 池田輝方
- 池田遙邨
- 石崎光瑶
- 石本正
- 伊藤小坡
- 伊東深水
- 今村紫紅
- 入江波光
- 岩橋英遠
- 上村淳之
- 上村松園
- 上村松篁
- 大橋翠石
- 大林千萬樹
- 大山忠作
- 岡本神草
- 小川芋銭
- 奥田元宋
- 奥村土牛
- 小倉遊亀
- 尾竹国観
- 落合朗風
- 小野竹喬
- 小茂田青樹
- 小川千甕
- 甲斐庄楠音
- 梶原緋佐子
- 片岡球子
- 堅山南風
- 金島桂華
- 狩野芳崖
- 鏑木清方
- 加保昭
- 加山又造
- 川合玉堂
- 河鍋暁斎
- 川端龍子
- 菊池契月
- 菊池容斎
- 木谷千種
- 北野恒富
- 木村武山
- 工藤甲人
- 栗原玉葉
- 郷倉和子
- 郷倉千靱
- 小杉放菴
- 児玉希望
- 後藤純男
- 木島桜谷
- 小早川清
- 小早川秋聲
- 小林古径
- 小松均
- 小村雪岱
- 小山硬
- 近藤浩一路
- 西郷弧月
- 榊原紫峰
- 澁澤卿
- 島成園
- 志村立美
- 下田義寛
- 下村観山
- 杉浦非水
- 杉山寧
- 鈴木竹柏
- 千住博
- 高山辰雄
- 瀧下和之
- 竹内栖鳳
- 竹久夢二
- 橘小夢
- 田中一村
- 田渕俊夫
- 都路華香
- 土田麦僊
- 土屋礼一
- 寺崎広業
- 寺島紫明
- 堂本印象
- 徳岡神泉
- 富岡鉄斎
- 冨田溪仙
- 中島千波
- 中路融人
- 中村岳陵
- 中村大三郎
- 中村貞以
- 那波多目功一
- 西村五雲
- 西山翠嶂
- 橋本雅邦
- 橋本関雪
- 橋本明治
- 秦テルヲ
- 濱田昇児
- 速水御舟
- 東山魁夷
- 菱田春草
- 平福百穂
- 平松礼二
- 平山郁夫
- 鰭崎英朋
- 福王寺法林
- 福田平八郎
- 不染鉄
- 堀文子
- 前田青邨
- 松岡映丘
- 松尾敏男
- 松林桂月
- 松本一洋
- 宮廻正明
- 村上華岳
- 森田曠平
- 森田りえ子
- 安田靫彦
- 柳沢淇園
- 山口華楊
- 山口蓬春
- 山下清
- 山村耕花
- 山元春挙
- 横山大観
- 横山操
- 吉田善彦
- 渡辺省亭