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頼山陽

らいさんよう
1780(安永9) - 1832(天保3)
頼山陽
江戸後期の儒者・漢学者。名は襄、字は子成、山陽は号である。大阪に生まれ、一家とともに広島に移住する。後に上京、田能村竹田、青木木米、中村竹洞、浦上玉堂、春琴父子ら文人、画人と親交を結ぶ。書家として名高く、始め父春水の書風に学び、明の董其生、宋の蘇東坡らの書画に私淑、暢達な書を残した。画では中国文人画風の習得、また日本の文人、画人との交わりを通し、特に40歳以降、気韻高い水墨画を描いた。著書に歴史書「日本外史」「日本政記」、また自選の詩集『山陽詩鈔』、門人が編集した『山陽遺稿』などの詩文集がある。

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