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小説家、評論家、英文学者。本名は金之助。筆名の漱石は頑固者という意味の故事「漱石枕流」に由来する。明治17年、東京大学予備門予科学校入学、正岡子規と交流を持つ。東京帝国大学文学部英文科を卒業後東京師範学校で教鞭をとる。「我輩は猫である」「坊ちゃん」「草枕」「三四郎」等多数の名作を世に送り文壇に多大なる影響を与えた。胃潰瘍により「明暗」が絶筆となる。
夏目漱石
作家紹介
漱石がこだわった装丁
夏目漱石は自身の著作の装丁にまでこだわりをもっていました。
漱石は、自身のデビュー作となる『吾輩ハ猫デアル』の装丁を橋口五葉に依頼します。
五葉の兄が漱石の元教え子だったこと、また、雑誌『ホトトギス』での五葉による挿絵を大変気に入ったことから、漱石は五葉を採用したようです。
五葉のアール・ヌーヴォー的な図案は、漱石の小説を美しく彩りました。
さらに、代表作の『こころ』では、装丁を全て漱石自身が手掛けています。
漱石は文章だけでなく、本そのもののデザインにも気を配っていました。
夏目漱石は、文学の分野だけでなく、美術に関する才能ももっていた人物だといえるでしょう。
評価の高い夏目漱石作品
夏目漱石は世代を超えて愛される数々の小説を生み出した人物であることから、漱石の残した書画は高い評価を受けています。
漱石の作品は、書や書簡(手紙・はがき)が中心で、中には漱石の絵が描きいれられている場合があります。
また、正岡子規とも交流のあった漱石は俳句にも親しんでおり、漱石が自ら俳句を記した短冊は、漱石の貴重な文学的資料とされています。
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