勝海舟を
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武士・幕臣・政治家。枢密顧問官、位階勲等は正二位勲一等伯爵。
江戸本所亀沢町生まれ。名は義邦。安房守を維新後、安芳(やすよし)と変えて字とした。
通称は麟太郎。号の海舟は佐久間象山よりもらった「海舟書屋」よりとったという。
永井青崖から蘭学を学び、28才ごろに蘭学の塾をひらいた。
安政2年(1855)蕃書翻訳係に採用され島津斉彬の下で働き、のち海軍伝習所が長崎に設立されると派遣され、航海術などを学ぶ。
万延元年(1860)、戦艦咸臨丸を指揮して太平洋を横断。
幕府側と倒幕側の間に立ち、西郷隆盛と会見して江戸城無血開城に貢献した。
維新後は海軍卿・枢密顧問官などを歴任した。著書に『開国起源』『吹塵録』など多数。
山岡鉄舟・高橋泥舟と共に「幕末の三舟」と呼ばれる。
作家紹介
1823年、江戸亀沢に旗本小普請の小吉の長男として生まれました。旗本といえど裕福ではない環境で、剣術と学問に向き合い、一時は将軍家斉の孫・初之丞の相手として召されたこともありました。23歳の時蘭学を志し、永井青崖の門に入りました。蘭和辞典『ズーフ・ハルマ』を二部筆写し、一部を売り払って生活の足しにした話は有名です。勝海舟は語学に長け、28歳の頃には蘭学塾を開き講義を行っていました。
勝海舟といえば幕臣として江戸末期に活躍した英雄的人物として知られていますが、晩年には田舎の人たちから書を頼まれ、快く書いたという気さくな一面もあります。
査定のポイント
勝海舟の作品には、書、書画、書簡、書跡などがあります。滑らかでいて力強い書風が特徴で、肉筆となりますと高い価値がつく傾向にあります。
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