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金重陶陽

かねしげとうよう
1896(明治29) - 1967(昭和42)
金重陶陽

陶芸家。桃山時代から続く窯元六姓の一つ、金重家の末裔である金重楳陽の長男として岡山県和気郡伊部村(現:備前市伊部)に生まれる。 本名は勇。江戸時代中期以降伊万里焼や九谷焼などに押されて人気を失っていた備前焼を再興させることに成功した「備前焼中興の祖」。備前焼の陶工として初めて人間国宝となった。またイサムノグチや北大路魯山人とも親交が深く、彼らの作風に大きな影響を与えた。重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。紫綬褒章、旭日小綬章受章。

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