楊守敬を
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清代末期の学者、書家。字は惺吾、号は鄰蘇。湖北省宜都の人。同治元年(1862)、挙人及第する。博学で知られ、とくに「水経注」の研究で知られる。また明治13年(1880)に来日した際には日本に伝存する中国古書を収集・研究し「日本訪書志」を著した。帰国後は勤成学堂の総教長を務めた。鄰蘇園を築き、多くの蔵書を所有していた。欧陽詢の書風を受け継いだ能書家としても知られ、晩年は上海に寓居して、書を売って生計を立てた。
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