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1750年美濃国武儀郡高野村(武芸川町高野)字大野の貧農、井藤甚八の子として生まれる。11歳のとき美濃の清泰寺の空印和尚について得度し、40歳のとき博多の聖福寺の第23世の法灯を継ぐ。博多の仙崖と呼ばれ、権勢にこびず独自の境地で数多くの洒脱、飄逸な作品を描いた。俳画的な墨画に傑作を多く残した。法名は義梵。天保8年(1837)、88才で没。
仙崖禅師
作家紹介
仙厓の生涯
仙厓は、貧しい小作農の家に生まれ、11歳で出家をしました。その後、月船禅慧のもとで修行、そして諸国行脚の旅に出ます。
40歳になると、聖福寺の住職となりました。栄西によって創建された聖福寺は、日本初の禅寺であり、歴史のある寺院でしたが、当時は勢いを失っており、仙崖は復興に力を注ぎました。
隠居後は、旅を楽しんだり、骨董の蒐集に熱中したり、多様なものに興味を示す文化人としての生活を送ります。中でも、禅画は広く禅の教えを伝えるものとして優れた作品を多数残しました。
かわいい!おもしろい!
仙厓の書画
仙厓禅師(仙厓義梵)は江戸後期の禅僧です。
仙厓の作品の特徴は、そのユーモアあふれる描写です。布袋など偉大な神様や虎など獰猛な動物は、仙厓の作品では軽やかな筆使いで、「ゆるく」描かれています。
絵を見るだけでも楽しい仙厓の作品ですが、合わせて書き込まれている文(賛)の意味を考えると、そこに込められた世の風刺や禅の思想に気づき、絵がまた違った見え方がするという鑑賞の楽しみがあります。
現代の人々にも伝わるかわいさや面白さのある仙厓の作品には、禅の教えがそっと示されているのです。
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