銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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お別れ会、今日

   

今日はさる有名美術店のご主人の「お別れ会」である。
業界の重鎮のお一人がなくなり、美術界の「黄金期」世代が殆ど鬼籍に入ってしまわれた。
非常に優しい方で、私もお世話になったが、最後まで仕事に真剣な方であった。

しかし、この美術の仕事のいいところは、何歳になっても出来るということである。80でも、90でも、もしかしたら100を超えてもできるかもしれない。美術のジャンルも他のジャンルと同じく、若い力も極めて重要だが、年を重ねて出てくる「眼力」も当然ある。日本社会が滅びない限り、美術商の活躍の場所もあるであろう。

 - 美術の世界あれこれ

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