銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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日曜日の内職

   

美術の仕事はなんとなく暇そうに思われるかもしれないけれど、案外忙しいです。。

とくにたぶん類例があまりないネット画廊というもの、これは人数がいれば別だけど、手間は結構かかります。

 

昨日は日曜だけど、一日こもって家族の相手もせず、AOJCサイト


の方の細かい修正(本当に細かい修正)だけど、時間は案外かかり、

秋華洞


サイトの修正はほんのわずかしかできなかった。

 

秋華洞の方は6月20日のリニューアル第一弾に向けて、これはデザイナーと段取りを進めているのでお楽しみにお願いします。いいものが出来そうです!

 

 

そうそう、メルマガで取り上げた「靖国」問題もここで触れる予告していたっけ。靖国というのは要するに歴史観の問題だから、同じ意見に見える人でも根拠は全く違ったりするだろうし、一筋縄ではいかないですねえ。しかも感情的になる。殺す殺されるというテーマだから。

 

たぶん直に話しても意見が違えば紛糾するし、HPやメールなどネットの手段を使えばなおさらまどろっこしく誤解を生むだろうし、論拠は相当の証拠を集めないと空論に終わるし、さらにイデオロギーもからんで大変だと思います。これは飲み屋で話すか、サンデープロジェクトとテレビタックルとに任せておくべきなのかな。

 

A級戦犯の問題は、ようするに勝った側が負けた側の対象の首をとったのだ、と僕は理解していて「戦犯」というのは、たとえば石田光成が「戦犯」と呼ぶならば、そういう意味になるのだろうと思う。それ以上でもそれ以下でもない。

 

では日本人にとっての彼ら責任者の罪は「戦争」を避けなかったからか、「戦争」で負けたからか、となると、これは戦後民主主義教育を素直に受けた世代のとっては前者の理由であるが、本当は後者であるだろうと思う。

実はこの「違い」があいまいなまま議論している場合が多い。

 

もちろん、近隣諸国に迷惑をかけた、ということがキーワードにもなるのだけれど、現実に今、「近隣諸国」を軍事的に締め上げている国に、言われても素直に応じる必要はないだろうなとは思います。

 

一方で小泉さんはA級戦犯は犯罪人だとあっさり認めたそうで、じゃあとりあえずお参りはやめるのが筋?のようにも思うけれど、言ったことは曲げない、という意思が強い、と考えたらいいのかな。小泉さんは焦点がわかりにくいのがいつも難点だけど、政治家というのはずーっとそうだったし、これからもそうなのだろう。ハッキリものをいえば、蜂の巣をつついたようなことになるものね。小泉流のしたたかさと変人ぶりのバランスというのは僕は評価するのだけど、同意する友達はあまりいません。。。

 

ただ責任者ならとにかく批判しとけ、みたいな、野党主義、または学生運動のワルノリのマネをするのは私は好きではない。責任者の悪口を言うのはいいが、自分ならこうする、というのがないと、駄目なんじゃないか、と僕は思っている。だからマスコミは駄目なのよ。

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