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斎藤真一

さいとうしんいち
1922(大正11) - 1994(平成6)
斎藤真一

岡山県児島郡味野町(現・倉敷市児島味野)に生まれる。洋画家。東京美術学校卒業(現:東京芸術大学)。中学・高校教師として働く傍ら、作品を展覧会へ出品し続ける。 昭和32年(1957)、光風会第43回展に「立春の道」を出展し、プールヴ賞を受賞すると、次の年、パリへ留学。アカデミー・グラン・ショーミエールで学び、藤田嗣治と親交を深めた。帰国後、かねてから藤田に勧められていた津軽を訪れるとねぶた祭に感激、津軽三味線の音色に驚いたという。宿の古老から瞽女のことを教えられて心を惹かれると、翌年よりおよそ10年間、休暇のほとんどをさいて瞽女を取材するため越後に通うようになった。その間三味線を弾き語る瞽女を描いた「瞽女シリーズ」で注目を浴びる。同テーマの随筆『瞽女=盲目の旅芸人』(1972)が日本エッセイスト・クラブ賞を受賞するなど、文筆家としても活躍した。安井賞展佳作賞受賞。

斎藤真一 作風と特徴

1. 放浪・瞽女を主題とした独自の世界

越後瞽女を中心に、放浪する人々や旅芸人を題材にした作品を多数制作。社会の周辺に生きる人間を、哀切と敬意を込めて描きました。

2. 暗色系の暗い色調

茶・黒・灰を基調とした沈んだ色が多く、寂寥感や静謐さを漂わせつつも、ときに鮮やかな赤がアクセントとなり神秘的な効果を生んでいます。

3.日本画と洋画を融合した表現

油彩を用いながらも、平面的構成や線描に日本的要素を見ることができます。

抒情性と写実性を兼ね備えた独特の画風を確立しました。

斎藤真一 査定のポイント

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1. 主題とモチーフ

斎藤真一の作品で最も評価が高いのは、「瞽女シリーズ」です。特に越後の瞽女を描いた作品は画業の中心をなすもので、高額で取引される傾向にあります。

「赤い襟の女」など抒情的な人物像も需要がありますが、風景や小品になると評価はやや下がります。

2.制作時期と技法

1960~70年代に描かれた瞽女シリーズは、作風の充実期にあたり、評価が最も高くなります。晩年の1980~90年代の作品は形式化が進んだと見なされやすいものの、人気モチーフであれば依然として価値を保ちます。

技法としては油彩のキャンバス作品が最も高く評価され、水彩や小品はやや控えめ、更に版画やリトグラフは比較的手頃な価格帯にとどまります。

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