石渡江逸作品の買取は、絵画骨董買取プロにお任せください。
電話、メール、お手紙で買取のご依頼を受け付けています。 スタッフ一同、丁寧な対応を心がけています。
もし石渡江逸の作品をお持ちでしたら、ぜひ絵画骨董買取プロにご相談下さい。
石渡江逸(1897–1987)は、横浜などの風景を描いた版画家です。本名は小倉庄一郎で、結婚後に石渡姓を名乗りました。川瀬巴水に師事し、渡邊庄三郎から江逸の号を得て新版画を制作。1931年から翌年にかけて手がけた横浜風景は、身近な町や港の姿を伝えています。
横浜風景と、江逸・東江・庄一郎の名義
東京国立近代美術館には《横浜神奈川町 浦島寺》《薄暮 銚子町今宮通にて》《月夜 横浜野毛》が所蔵されています。場所や時間帯を示す題名は、作品を特定する際の大切な手掛かりです。
江逸は、土井版画店では「東江」、加藤版画店では「庄一郎」の名義でも風景版画を発表しました。署名が違うからと別の作家と決めつけず、図柄・版元・題名を合わせて調べます。読みの近い土屋光逸とは別の作家です。
実は、石渡が新版画を制作したのは2年間に限られています。
石渡の経歴は、新版画からスタートしたわけではありませんでした。石渡は、まず横浜にある百貨店の図案部に就職したようです。そこでは、近代的で新しい百貨店像のイメージづくりに従事しました。
しかし、数年で百貨店を退職すると、今度は川瀬巴水のもとで木版画を学ぶようになります。そして、1931年と1932年に新版画を渡邊版画店から出品しました。
石渡の作品は同時期の新版画と同様に、明暗の表現に優れていました。ただ、特徴と言えるのは人々の営みに主眼をおいていたことです。そのため、石渡の作品にみられる美しい風景には温かみが感じられるでしょう。
数少ない石渡の新版画は貴重な作品だといえます。
石渡江逸の版画について相談する際の確認点
- 作品の全体、落款、年記、版元表示が分かる写真をお送りください。
- 横浜の地名など、画面や余白にある文字は省かずに撮影してください。
- 紙と画面の寸法、裏面の記載、購入時の作品名をお知らせください。
- 水しみ、退色、破れ、補修、台紙への貼り付けの有無を確認します。
署名や版元が読めない場合も、そのままの写真でご相談ください。額から無理に外したり、紙を湿らせて伸ばしたりせず、現在の状態を保ってください。
作家・作品情報の参照元(2026年10月15日確認)
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