銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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銀座の本屋はどうして閉まるのだろう

   

三月一五日、新橋駅前の文教堂が閉まる。
http://shinbashi.keizai.biz/headline/547/

これで大型閉店は二軒目である。

銀座のランドマークでもあった銀座電通通りの旭屋書店は、ウチのごく近所で、会社に来てもらう地図の目印にもなる場所であった。こちらも愛用していたのに、昨年の四月、閉店して、
今は韓国の化粧品のショウルームになっている。

私が新橋駅を使うようになってから、二年ほどたつが、以来、しばしば使っていたのが、新橋駅前の文教堂である。ビジネス書の品揃えがよく、
店舗の構成に工夫がこらされ、よい書店であった。非常に残念である。併設のエクセルしオールカフェも閉まるとか。





文教堂は収支が悪く、閉店で収益力改善を図るとか。あれだけ人が入っていても厳しいとは。なんということであろうか。
みなさんもっと本を買いましょう。

銀座に残されたのは、有楽町駅前の三省堂、銀座通りコアの8F(かな)のブックファースト、昔からおなじみの銀座通り教文館、
福家書店のみである。でも通勤途中に寄れる、という店は全くなくなってしまった。

利益が出ているだろうamazonは赤字の実店舗を買い取って再生させる責務があるんじゃなかろうか。

 

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