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上村淳之

うえむらあつし
1933(昭和8) -
上村淳之

京都に生まれる。本名は淳。父は上村松篁、祖母は上村松園。1953年京都市立美術大学日本画科に入学。 56年新制作協会日本画部春季展に初入選。繊細・可憐な花鳥画や動物画を得意とする。新しい展開を求め、東洋独自の空間表現を追究する。92年京都府文化功労者、95年日本芸術院賞受賞。松柏美術館館長。芸術院会員、創画会会員。京都市立芸術大学名誉教授。

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上村淳之の作家解説

祖母は上村松園で、父は上村松篁。「日本画一家」に生まれた上村淳之は、自らも日本画家として数々の優れた作品を残しました。
特に、淳之は花鳥画というジャンルで自身の才能を開花させます。

花鳥画家、上村淳之へ。

上村淳之は、やわらかな色彩で季節の情景の中に生きる鳥たちを描いています。

上村が花鳥画を制作するきっかけをつくったのは、祖母・松園が晩年を過ごした「唳禽荘」でした。淳之はそこで鳥を実際に飼育して、自らの作品の画題としていました。
幼い頃から鳥好きだった淳之は、難しいとされるシギの繁殖にも成功するなど、一時期は約1000羽以上の鳥たちを飼育します。

この鳥たちへの深い愛情が、淳之の作品にも表れているのでしょう。
忠実な写生に基づいた鳥の美しい姿と、どこか優しげな表情が魅力的です。

主な経歴

  • 昭和59年 京都市立芸術大学教授 就任
  • 平成7年 《雁金》で日本芸術院賞 受賞
  • 平成22年 《四季花鳥図》(大阪新歌舞伎座緞帳壁画) 制作
  • 平成25年 文化功労者
  • 令和4年 文化勲章 受賞(日本画)

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