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大阪府での美術品の買取

大阪で美術品を売却する場合は、絵画骨董買取プロにお任せ下さい。
絵画骨董買取プロは、銀座六丁目の秋華洞が運営しています。
長く経験を積んだスタッフがお客様の作品を丁寧に査定いたします。

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江戸時代に「天下の台所」と呼ばれた大阪は、古来からあらゆる地方の人と物が集まる交通の要所であり経済の中心地でした。江戸時代には浄瑠璃や大阪独自の歌舞伎といった独自の庶民文化が築かれました。そんな大阪にゆかりのある作家の木村蒹葭堂北野恒富中村貞以など積極的に買取いたします。美術の専門家が査定しますので、買取価格にも自信がございます。

1.大阪の町人文化

豊臣秀吉の天下を象徴する大阪城とその周りに築かれた城下町は、徳川家康の天下統一後にその姿を変えていきました。徳川家が京都の伏見城から江戸城へ移ったのに伴い、伏見城の城下町に住んでいた町人や商人を大阪城の城下町に移住させ、元々そこにいた武士たちを江戸へ移住させたのです。また、松平定信が大阪の運河事業を再開し、「京町堀川」や「道頓堀川」などが作られました。このような流れによって、町人・商人が集う物資の中継地点として、「天下の台所」と呼ばれる発展を遂げました。

大阪の町人文化の特徴の一つに、優秀な町人学者が多くいたことが挙げられます。『雨月物語』を書いた上田秋成や、「浪速の知の巨人」と称された木村蒹葭堂などがいます。大阪は町人が学問所を開き、町人が自由に学問を学ぶ場所でした。

豊かな暮らしは文化の発展にも繋がります。当時の大阪では、文学は井原西鶴の『好色一代男』をはじめとして浮世草子が流行しましたし、芸能では人形浄瑠璃が人気を集めました。17世紀頃に成立した人形浄瑠璃は、竹本義太夫近松門左衛門の登場で全盛期を迎えました。『曽根崎心中』や『国性爺合戦』など近松門左衛門が執筆した作品は今も受け継がれています。

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2.大阪画壇

東京と京都の二都市で語られがちな画壇ですが、大阪にも大阪画壇と呼ばれる画家たちが活躍した時代がありました。その源流は豊臣家の御用絵師であった狩野山楽、狩野内膳に遡ります。江戸時代の町人文化の発展を背景に、京都はまた違う独自の作風が生まれてきました。

江戸期には、狩野派の流れを汲む画家の活躍はもちろん、南画や写生画、風俗画などの系統まで大阪画壇の展開は多岐にわたります。特に南画には池大雅の影響が大きく、その先駆者には福原五岳がいます。他にも浜田杏堂十時梅厓らが活躍しました。ここでも木村蒹葭堂の存在は重要です。美術品蒐集家であり文人画家でもあった蒹葭堂は、池大雅をはじめとして多くの芸術家と親交を持っていました。

明治・大正期には北野恒富や中村貞衣ら美人画家が活躍しました。島成園木谷千種などの女性画家が活躍したのも大阪画壇の特徴です。大阪画壇の美人画には、他では見られない妖艶さと大胆さがあります。

また、大阪画壇で活躍した画家は日本画家に留まりません。洋画家としては、信濃橋洋画研究所を設立した小出楢重国枝金三らをはじめとし、フランスで活動した佐伯祐三、戦後「具体美術協会」を結成した吉原治良などが挙げられます。

このように、大阪画壇は江戸時代から現代まで続いてきたのです。

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3.実業家のコレクション

大阪府の美術館の所蔵品は、明治・大正期に活躍した実業家のコレクションが多いです。特に、山本發次郎阿部房次郎藤田傳三郎などは美術品収集に熱心な実業家で、多数のコレクションが美術館に収蔵されています。山本發次郎の近代絵画コレクションは大阪中之島美術館で、阿部房次郎氏の中国書画160点のコレクションは大阪市立美術館で、藤田傳三郎の古美術・工芸品のコレクションは藤田美術館で見ることができます。

裕福な実業家たちにとって、美術品は愛でるものでもあり一種のステータスでもありました。邸宅に構えた茶室に置くために茶道具や掛け軸、古美術などを集める例も多く、それらの品は家主の性格を表すものでした。しかし特徴的なのは、彼らが私財を隠すことなく、美術館を建てて公開、あるいは寄贈したりと後世に残す努力を惜しまなかった点です。日本文化と美術を愛し、かつそれを守ろうとする意志が共通していたのは、文化の歴史の長い大阪であったからこそかもしれません。

主な美術施設

・大阪市立美術館:天王寺公園内に位置する美術館で、中国・日本美術のコレクションを約8700点所蔵しています。慶沢園と隣接していて、日本風の庭園と建築を楽しむこともできます。

・逸翁美術館:小林一三の雅号である「逸翁」の名前を冠する美術館で、逸翁が収集した美術工芸品5500件を所蔵しています。日本に限らず中国や朝鮮、オリエント、西洋など幅広い地域の工芸品を見ることができます。

・中之島香雪美術館:朝日新聞社の創業者、村山龍平が収集した日本と東アジアの古美術品を所蔵している美術館です。刀剣や武具、書跡や茶道具など多岐にわたるコレクションを、洗練された展示空間で鑑賞することができます。

掛軸、浮世絵、武具、現代アートまで、買取はなんでもお任せください

絵画骨董買取プロでは、大阪府の出張買取を積極的に行っております。出張買取の前に、銀座の店舗にお持ち込みやLINE査定も承ります。ぜひお気軽にご相談下さい。

大阪府にゆかりのある作家

お客様に寄り添った買取を

代表の田中千秋です。絵画骨董買取プロでは、掛軸・茶道具・浮世絵から現代アートまで幅広い美術品を親子4代にわたり扱ってまいりました。わたしたちはこの道90年余りの間、様々な美術・骨董品を見る目を養ってきました。
現在は各ジャンル専門のスタッフがおりますので、どんな作品でも一度に査定・買取が可能です。

お客様にとって一番良い方法でご売却ができるようサポートいたします。ぜひどんなことでもご相談下さい。

出張買取の流れ

STEP1 お申込み
STEP1 お申込み
まずはお電話やメール、LINEでお問合せ下さい。出張地域や作品の詳細をお伺いしたのち、出張日時を決定します。
STEP2 お見積り
STEP2 お見積り
いただいた絵画・美術品の情報から、おおよその査定額をお伝えいたします。
STEP3 ご訪問
STEP3 ご訪問
ご予約の日時に、査定スタッフがご指定の場所にお伺いします。1点1点丁寧に査定いたします。
STEP4 その場で買取
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買取額提示後、ご納得いただけましたら現金でお支払いをいたします。

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