銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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ブリジストン・ファミリープログラム

   

促成栽培美術商の私は、ともかく勉強したいと、休みはなるべく美術館に行きたいのですが、小学生の餓鬼を連れ回す、オトーサンとしての義務を兼ねるため、よく連れて行くのですが、子供は美術館、嫌いなんですよね。で、いきおい、オカーサンと子供二人、僕は別行動(美術以外の個人的な買い物も含め)ということが多いのです。そーいう事をブツブツ言っていたら、土曜スタッフのインテリバイト(学芸員の卵)にして寺崎公業の子孫である柏木さんが、「そういう事ならブリジストン美術館のファミリープログラムがピッタリですよ」とアドバイスしてくれました。

で、本日早速行って参りました。

内容はですね、ようするに美術館の中を巡って簡単なクイズをする、というアル意味たわいもないともいえる内容なのですが、子供が権威的な価値付けと何の関係もないところで、絵そのものを感じる、美術館が身近な場所になる、という意味で意義のあるイベントでした。他に二家族参加していましたが、いずれもリピーターであることのこと。うーん、こういう地味な活動、とってもとっても意義がありそう。ただ、時間が二時間はちょっと長いかも。ウチの子供は後で「もー長すぎたー」と文句を言ってました。ちょっと物足りない位の時間がいいかもしれませんね。

啓蒙的?企画、今年は秋華洞はやらないのか、とスタッフに聞かれました。今年の後半にはやってみたいものです。はじめに企画、実行するのは誰かな?

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