銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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どんどん入荷してます

      2016/07/08

先週はいわゆる「交換会」ばかり続いてテンテコマイでした。
月曜から、新画で東京、古書画で京都、東京、浮世絵で東京、洋画で東京。ちなみに土日の休みはありません。ヘタをすると曜日が分からなくなってしまう。

画商というと、昼はのんびり出てきて、平日だけお仕事、夏はバカンス、というイメージがありました。実際、子供の頃、うちの父の店にたずねていくと、きまって将棋をさしておりましたし。。。

ところが実は、かなり勤勉じゃないとできない仕事です。古書画の会(交換会=専門美術商のみ参加できる非公開オークションあるいは入札会)は、朝早い事が多く、しかも京都に日帰りで行こう、と思えば朝5時起き、なんてこともございます。早く行って競りの前の下見をするとか、商品が見やすい競り場の席を確保するとか。。。

ルーズにやればどこまでもルーズにやれる面もありますが、今のヨノナカ、それで簡単に食べられるほど楽じゃあありません。

ただ、そういうことも個人のスタイルですので、同じ美術品という商材を扱っていても、売り先、仕入れ先のスタイルは千差万別。朝早く起きる、という事がいやならソレナリのスタイルを組み立てれば言いわけですから、決まった法則はないともいえます。

けれども、私の場合は、比較的遅くこの業界に入ったわけですし、ほんの少しぐらいは人より働かなくては一人前になれる筈もありません。

ということで、続々、あたらしい作品を入手しておりますので、オンライン(http://www.syukado.jp)カタログ(https://www.syukado.jp/jp/support/catalog/index.cgi)をご参照下さい。

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