銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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そばちょこ講演会

   

東京に戻り出社、留守中の報告を聞いた後、大学時代の同級生だった、才人梶村君の経営するブックカフェ、麹町A/Z BOOKCAFE で行われる、早稲田大学学芸員養成集中講座のメンバーで開かれた元埼玉県美の内藤先生の「そばちょこ」講演会&懇親会に出席。

勉強会みたいなものに出るときは、期待&不安の「不安」の方が大きく、なるべく期待しないというか、「平常心」を心がけて行くようにしていますが、到着するとカフェの外に大勢の人がたむろしている。どうやら梶村君が予定の時刻に遅れているらしく、やや「不安」が増大か。。

しかし始まってみると内藤先生の気さくで包容力のある講義ぶりや、きている元生徒さんたち(社会人が多い)の殆ど女性なのだが、いきいきとした素直に学ぶ姿勢が感じられ、とてもすてきな会でありました。ヨノナカにはまだまだこんなに美しくて知的な女性がたくさんいるのかと何か嬉しい気持ち。

私の父がかつて長らくお世話になった小松茂美先生の弟子筋の女性などが偶然参加されていて話が弾む。「このままでは日本の古いかなを読める人が誰もいなくなってしまうから、専門的研究というよりも、今の若い人にかなの読み方を教えるのを頑張っているの」とお聞きして共感。といいますか教えてもらいたいです。

ということで、思いがけず仕合わせな夜を過ごせたのでした。スタッフの本田も参加したら楽しかったろうな、今度この手のがあったら参加できるように段取りしたいものである。ただし無理でも恨みっこなしね。

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