銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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原崇浩個展「存在の光」いよいよ6日、金曜日から

   

原崇浩さんの個展がいよいよ始まります。

作品はすべてうちに届き、すでに先行販売もはじめました。

以下、私が所属する築地ロータリークラブの会報に書いた、原崇浩先生の紹介文です。

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若くから、抜群の描写力を認められた原は、西洋美術の源流を求めてスペインに渡り、リアリズム絵画を学んだが、このとき、現代美術の巨匠、アントニオ・ロペスの薫陶を受ける。

 現在、日本の美術界は、写実絵画ブームと言われている。本物のように見える写実的な描写が特徴で、千葉県のホキ美術館のコレクションが有名だ。

原崇浩も、いわゆる「写実」的絵画の描き手のひとりではあるが、流行としての「写実」には、彼は距離を置く。「写真みたいに」を描く「上手だろう」競争には興味がない、と公言してはばからない。

彼が描くのは、一見、飾り気のない日常の風景や人物だ。割れた卵、食べ残しの魚、頬杖をつく女。そっけない「モノ」たちの描写が私達の生そのものを照らしているのに、私達は気づかされる。

来る12月5から14日まで、秋華洞では原崇浩の個展「存在の光」展を行います。ぜひご来臨下さい。

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なお、作家は明日東京着、土日は在廊予定です。(作家は広島県生、広島在住)


https://www.syukado.jp/exhibition/hara_takahiro_2019/

以下秋華洞のページから転載。

原崇浩、秋華洞での初個展。
スペインでアントニオ・ロペスらに現代写実絵画の粋を学んだ原は、日常の存在に息づく美を描く。
近頃金沢から広島に越した画家が新境地を開くか注目される。

展示作品の販売方法といたしまして、
「先行抽選販売」(抽選受付12月5日11:00締め切り)をさせていただきます。
※抽選以降の販売に関しましては、通常の対応とさせていただきます。

詳細は、メール: info@syukado.jp 又はお電話:03-3569-3620 にてご連絡下さい。展覧会情報会期2019年12月6日(金)〜15日(日)会場ぎゃらりい秋華洞時間10:00〜18:00
※12/6(金)のみ Xmas Art Festa のため21:00まで営業備考会期中無休 入場無料
レセプション 12/6(金)17:00~

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