銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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うちは鑑定団じゃあありません。

   

ときどきあるのですが、


××という作家は号いくら?
「いや、号いくら、というより、その作品の図柄をみないと、なんともいえません。画像をお送りいただけないでしょうか?」
だけど、だいたいの相場ってあるだろう?
「号いくら、というのはよくある誤解で、どのような絵かわからないと」
ウチは金にコマってんじゃないのよ、じゃいいわ、鑑定団に申しこんだ方が、な?いいよな?
「まあそれはご自由ですけれども・・」

「無料査定」という看板をしょっているリスクですね。。。

美術品は「号いくら」という言い方は、最近一部で定着しているようですが、前提としていろんな条件が統一されている場合で申しておりますね。また号あたりいくらというのは全く正確さを欠くわけです。具体的な絵があるのにもかかわらずそれを見ないでいうということはできないんですね。しかしこれを理解してもらうのは難しい方もいるようで。。。

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