銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

*



平成25年初頭、私からのお知らせ。

   

あけましておめでとうございます。
平成25年があけました。
お正月ののっけから、あまり報告したくない事ですが、弊社の会長、田中自知郎が亡くなりました。七十七才でした。
昨年の暮れ、11月21日に息を引き取りました。
弊社の経営は二人三脚で父と進めてきましたが、バトンは、私と、若きスタッフ達に手渡されました。デフレ経済下のなかでの、世代交代は、決して甘いものではありませんが、
同時に、創業は不況の時の方がよいといいます。厳しい環境の方が、経営の本質を学べるからです。
このブログでも「丁稚社長」なんて名乗ってますが、もう、そんな事は言っていられません。「プロ社長」であらねば。
常に初心忘るべからずの精神で、「丁稚ログ」のタイトルは続けますが、二代目、三代目の甘えは棄てて、冷徹に、大胆に、本質を見て、人を見て、物を見る、ものごとの本質を見る、はやく手を打てる、そして何より人の心に届く仕事をしてまいります。
どうぞ、若くなったこの秋華洞に、美術品の相談をお任せ下さい。美術品に必要な「眼」の本質は、当家・田中家の見えないもっとも大事な資産として、受け継ぎました。人間として至らないことは多々あり、お叱りを受けるのは覚悟で、全面的に責任をとって仕事を進めて参ります。今後とおご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

 - お知らせ

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。