銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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サロンパスカップに行ったぜい。家族サービスのつもり・・・だった。

   

 本日は、女子プロゴルフの公式戦、「サロンパスカップ」に行って参りました。
 プロゴルフの試合を見るのは初めて。もともと、GW中に一回は「家族サービス」しろという、妻のご命令にしたがって、「高尾山」に子ども達を連れて行く、という企画だったものが、先日来の雨で、まさに流れかけたところに、電車の吊り広告で「あなたもサロンパスカップにつくばEXPRESSで来ませんか?」というのを見て、今回の企画を思いついた次第。
 しかし、子ども達は必ずしも乗り気ではなく、上の子は棄権、下の子(中学生)を半ば無理強いして強行。あれほど(有村)チエちゃん、応援してたのに、あれは父親へのポーズだったのね?
 で、行ってみて、感心したこと。観客のマナーがいい。最近は、写真をって選手のプレーを邪魔したり、私語を発するにわかファンが増えて困る、と聞いていたが、老若男女、あらゆる年齢層の男女が来ていたが、そういう事は一切なく、おかげで、なんか写真を撮る流れにならず、場内では一切写真なし。掲載写真は入り口ゲートのもの。
 
 最近は、今季の第一試合で優勝した斉藤愛璃ちゃんと、有村智恵が気になっていたのだけど、実際に見に行くと、選手の顔よりも、動きとか佇まいのようなものが眼に生える。
 
 ゴルファーとしての動きが美しかったのは、いまのところトップのモーガンプレッセルでしたね。あのワンピースのウェアと金髪も勿論よいのだが、動きがなかなかに優雅。ボールマークを置きに片足をあげる動作など、なにかこういいものがある。かっこよかったね。
 斎藤ちゃんは、チラっと見たが、あの歩き方、なんでしょか、あのかわいらしさは。ペンギンさんみたいな。あどけない。
 横峯さくらは、ティーショットでのおそろしく股を開くのに驚く。そりゃあテレビでも見てるけどさ、実際見ると、ちょっと異様でびっくりするよ。
 で、有村智恵。クールビューティという感じでしたね。HからHへの移動中、ファンが「智恵ちゃん、がんばって。」なんて声かけても、グラサンに隠されたあごをくっくっと、うなずく程度。集中してるんだから、いちいち応えてられるか、という感じですね。でも、それはそれでいいと思う。
 藍ちゃんは勿論、一番人気でした。彼女が人気があるのはよくわかりますね。なんかこう、表情に余裕があって、にこやか。ファンが応援すると、プレーに支障がない程度に、ちらっと笑顔を送ってくれる。プレーぶりが、何か全体的に、好感が持てる。人気者なのもわかりますね。
 韓国選手は、何故か脂肪の多めの方が多いので、プロなんだからも少し考えたら、なんて思ってたりするけど、遠目に見てると、見分けやすくていい。ドラマでもマンガでもいろんなキャラがいていいように、ああいうキャラが居てもいいかな、と何か本人を前にすると、何故かおおらかな気分になる。
 肝心のプレーの方は、プレッセルぶっちぎり。日本人選手はどうにもイマイチ。昨日絶望的なパットの不調に悩んだミシェル・ウィーは、後半、ショットが冴えてきたが、時既に遅く、本日で予選落ち。
 日差しの強さで急激に変化したグリーンのコンディションにあわせられなかった有村に、明日は期待しましょう。でもプレッセル優勝だろうな。もうバーディ製造器、ターミネーターみたいな強さだったもん。
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 プレー後、有村智恵が、ひたすら、アプローチの練習をやっているのを見かけた。そう、プロは試合後、練習するんです。僕らと違って。
 
 この茨城のゴルフ場は、これ以上ないくらい美しく、かつ難しいコースであった。妻と子供は「つきあわされた」感、ありありとした帰路。はいはい、わかりました。今度来るときは友達と行きますよ。やっぱり来年は「高尾山」か。

 - 日常

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