銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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博多最後の日

   

先日から博多に用事できている。九州のお客様に挨拶していきたいところだがそれもかなわず帰京予定。

それにしても福岡初日、九州国立博物館で、偶然お小水トイレで、東京のとある先生と鉢合わせ、福岡県立美術館で、高島野十郎鑑賞中に平塚のコレクターさんと遭遇。ヨノナカ狭い。

福岡にはイトコが4人いて、超久しぶりに会う。20歳の頃、おとなしくて何考えているかわからなかった女の子が、二児の母、打てば響く饒舌ぶり。オンナは子供ができると変わる、と日記に書いておく、と彼女に伝えたが、本当に面白いな、人が変わるときって。結婚して人と愛を結ぶとやはり人は自信を持つ物なんじゃないだろうか。自分も結婚して何となく自信がついたように思う。おそらく親の愛情が第一ロケット、配偶者の愛情が第二ロケット、そして子供への愛情が第三ロケットとなって、人間は生きる実感と自信を得るのだろう。もちろんそのいずれもない人生もあるのだけれど、それを望んで得ていこうとするところに人生のドラマはある。

イトコの一人は、ネットでペットの販売をやっていて、ずいぶん成功しているらしい。また、今一人はラーメンチェーンの経理でがんばっている。そのラーメンを食べて東京に帰ろう。

 - 日常

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