銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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朝日朝刊の記事

   

不況のニュースはむごいですね、あまりに朝刊読んでると多くてやになります。

あんまり関係ないセクターの人、会社もいるはずなので、そういうところも報道してほしいですね。

さて、日曜の朝日朝刊には刈部東大(准?)教授が西部元教授にインタビューしていました。刈部君は大学の同級生で、かしこさで一目置かれる存在。彼の奥さんが素敵な人なんだなあ。生活力があって美人で優しくて。彼は宇宙人みたいなひょろひょろ(人のこと言えないが)の人なんだけど、あんなたくましく素敵な奥さんがいるということは彼も理論はともかくいい人なんだろうなと。

ただ、あの西部さんは個人的にはあんまり好きじゃあない。一時期小林よしのりさんと共闘して、今は分かれている。文章がいささかペダンティックなのがね。でも正論(アメリカを許していない)とか、もいう。好きじゃない印象は、東大の講演会で、ふるえながら質問するうぶな東大生を、衆目の面前で罵倒したから。同席した蓮實先生にたしなめられていましたが、まあ、なんか意地悪な印象ね。もしかしたら彼なりの愛情表現かもしれないけど、印象は悪い。

で、インタビューはどうだったかといえば、過信に陥った「市場主義」はよくない、という話。市場主義礼賛から、市場主義めったたたき、とマスコミの論調は一貫性なくダメだよね。と刈部君がどちからというと誘導した印象も。以外の読み応えがないのが残念でした。どのみち、安全圏にいる学者さんの言うことだもんね。

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