銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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出張あり、美術商は良心的かも

   

こんばんわ

明日はちょっと所用があって九州まで参ります。明後日は栃木に用があるので、日帰りになりそうです。
本当は母方のふるさとの大分でお墓参りをしたいところなのだけども。。

株価が下がって(昨日はあがりましたが)、業界全体(世界含めて)やや元気がなくなっているのが気がかりです。
なんとか負けないよう頑張りますが、みなさんの応援が必要です。

今日スタッフの辻さんと話しましたが、美術商というのは本当に良心的な商売。。といいますか少なくとも秋華洞は。他の業種と比べて、特に際だっているかも。某画廊が数年前に所得隠しで税務署に入られましたが、それにしたって本業の儲けじゃなくて、他の臨時収入の付け替えでしたもの、画廊は地道です。コンテンポラリーはわかりませんが、たぶんなおさら地味ではないでしょうか。オークションで一時的に値段が踊っても、ブームと思って静観する姿勢がないと、長期は続かないでしょう。

でもねえ。。どうも世間には誤解されているようです。すごく儲けているように思われている。とーんでもない。まあそういうトコロもあるでしょうが、案外きちんとしたものです。もうある意味ボランティアに近い世界。NPOになろうかしら。

まあバブル時期は、右肩上がりの経済に美術商も踊ったのでしょうが、今は本当にこつこつとしたものです。どうか画廊を(好きなところだけでよいですので)支えてください!貴方の購入が、老舗や作家を守るのです。清き一票を、という感じです。

 - 美術の世界あれこれ

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