銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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学校の先輩

   

ゆうべも高校の先輩とお話しした。
人に会うと言うことは本当に様々な可能性が広がることである。
本年のテーマである人脈作りを着実に進めたい。
もと社員の女性はmixiで大いに友達を作って楽しんでいる。それもいいだろう。私はこちらの方がもうひとつ相変わらず乗れないのだけど。
ところで、「ゆかしい」という富裕層向けSNSのPR本?を書店や広告で最近よく見かける。規約を読むと、一切マーケティング的なDMなど送らない、とある。ではゆかしいの運営者はどのように利益を得るのだろう。広告費だろうか。「富裕層向け」と銘打つ「富裕層向け」サービスというのは実態としてうまくいくのだろうか。私どもの商品も「富裕層向け」の物が多いが、知性の高い人が寄り集まることで、自然にいい雰囲気が出来る、というのが理想であって、「お金持ち」倶楽部です、と名乗るのはちょっと筋が違う気がする。資産、という切り口で切って、本当によいコミュニティが出来るのだろうか。
けれども、高い会員制倶楽部のようなものは、参加者にメリットがあるようで、帝国ホテルやこうじゅんしゃなど、若い人はそもそも入れない「倶楽部」的な物は東京にもいくつかあるようだ。ネット上でそうした物があることは不自然なことではないかも知れない。
ところで、ネットのサービスは、どのようにお金を取るか、というモデルを考えるのが常に難しい。SNSは、私も作ってみたかったが、(昔ね)、広告モデル、ということは考えなかった。とてつもない規模がないとペイしないと考えたからだ。しかし粘って規模を増やしたmixiが勝利した。たいしたものである。
mixiは事実上一般開放されてしまったので、安心できる閉じたコミュニティーというイメージはもうなくなっている。それでも、先の女性など見ると、圧倒的なニーズがあるようである。ただ、オモテに顔を出して活動している人が活用している割合はどのくらいなのだろう。機会があれば調べてみようと思う。
今日もカタログ受注が数件、英語サイトのイーベイ落札も数件。もっと頑張ろう。ともかくも注文をいただけることが日々のゴハンの元でもあり、生きていく張り合いでもある。みんな、頑張ろうね。

 - 日常

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