フランス南東部の町、サンマルスランに生まれる。中間色で厚塗りされた圧倒的なマチエールでリヨン派新具象を形成した。若い頃は帽子工場で働き、絵を志してリヨンのエコール・デ・ボザールで学ぶ。戦後、サロン･ド･メ、サロン･チュイルリー、青年絵画展、サロン･ドートンヌ等に参加。1949年、マントン・ビエンナーレで受賞。フランス政府の奨学金を受ける。1950年プリ・ナショナル賞受賞。1953年フェネオン賞一等賞を受賞。パリで初の個展を開催。作品はパリ近代美術館など多くの美術館に収蔵。ほぼ同時代にリヨン美術学校を卒業した画家、ジャン・フサロらと共に、リヨン派新具象を形成し、画壇の注目を集めた。1972年、東京で展覧会を開催。1987年、ヴェネツィアをテーマにした展覧会を東京で開催、日本に初訪問。2012年脳卒中で逝去。