銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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金曜日の柳画廊セミナー

   

金曜日は、同じ銀座の柳画廊さんの主催する講演会に参加させて頂きました。東に日動画廊、西に梅田画廊、と多分言って良い、日本式洋画家たちを育てた老舗画廊の二代目であり、柳画廊の野呂さんのお父様である方の講演会。

小磯良平を育て、押し上げた功績のある方で、多分私の父と同年配の方。おだやかな話しぶりが印象的でありました。

柳画廊さんは、輸入西洋絵画と日本洋画を主として扱う画廊で、IBM出身の奥様がとても積極的にあたらしい画商像を模索していらっしゃいまして、そういう意味では私と共通点があるかも知れません。

どちらかといえばノホホンとしている私としては洋子さんのエネルギーにはかなり押され気味なのですけれども。

まともかく、アル意味美術商の業界は保守的な部分もありますから、新鮮な気風を興すことは意識してやっていきたいものです。

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