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北海道での美術品の買取
北海道で美術品を売却する場合は、絵画骨董買取プロにお任せ下さい。
絵画骨董買取プロは、銀座六丁目の秋華洞が運営しています。
長く経験を積んだスタッフがお客様の作品を丁寧に査定いたします。
北海道には雄大な山々、広大な湿原、美しい湖沼など本州とは比較できないほどスケールが大きく、多様な自然があります。タンチョウ、ヒグマ、キタキツネ、エゾシカ、オオワシなど様々な野生動物が生息しており、特にタンチョウは天然記念物にも指定され、北海道のシンボル的存在です。そんな北海道特有の自然は数々の画家たちにインスピレーションを与えて来ました。北海道にゆかりのある作家、難波田龍起、岩橋英遠、後藤純男など積極的に買取いたします。美術の専門家が査定しますので、買取価格にも自信がございます。
北海道と岩橋英遠
岩橋英遠は北海道滝川市の江部乙(えべおつ)村に生まれました。屯田兵の家に生まれた英遠は、幼い頃から北海道の大自然の中で育ちます。尋常高等小学校を卒業後、農業を手伝いながら独学で絵を描き、21歳で上京。山内多門や安田靫彦といった日本画の大家に師事しながら日本画新時代の一翼を担いました。洋画の手法も取り入れつつ、独自の自然観照による写実的でありながら幻想的な世界観が特徴的です。 《双鶴》は北海道の天然記念物であるタンチョウヅルのつがいを描いています。その純白で優雅な飛び姿には北海道の冬の姿がありのままに表されています。また、つがいの鶴は夫婦の仲を表す「夫婦鶴(めおとづる)」とも呼ばれ、幸せな結婚を願う縁起の良い図柄として好ま好まれてきました。
北海道と後藤純男
北海道の大自然は様々な画家たちを魅了してきました。そのひとりに後藤純男がいます。千葉県関宿(現 野田市)の真言宗の寺に生まれた後藤は2歳の頃に埼玉県松伏の宝蔵院に移り住み、22歳で画家として歩み始めた当初はその本堂の片隅で作品制作をしていました。東京美術学校を二度落ちたり、師の田中青坪が所属していた院展に出品した人物画が落選したことで風景画へ舵を切ったりと、挫折感に苛まれながら途方に暮れる日々。そんななか日常的に目にしていた風景が季節、時間帯、陽射しやその翳りといった事象で移り変わる事に気が付くと、自らの創造もまた無限なのだと、心情と絵画表現を結び付ける糸口に辿り着いたのでした。30歳になると、異国のような憧れを抱いていた北海道を訪れます。北海道の自然との邂逅は、寺での貧しい暮らしに耐えながら描いて来た不屈の精神を更に強靭に鍛え上げました。厳しい渓谷風景や岩盤を描くことで、技術的にも様々な技法を試行錯誤した成果は「渓谷瀑布シリーズ」と呼ばれる作品群となり、日本画壇で頭角を現すきっかけとなります。このようにして心と技の修練場となった北海道風景の制作は、当時未だ作品制作に至っていなかった大和路取材を大きく高めることにもなりました。
「北海道の自然を描くことで、自分は画家として育てられた。この先もまだまだ北海道を描きたい。」
自然に宿る神仏の気配に一筆一筆祈りを込めて描いた画家の作品は多くの人々に愛されています。
主な美術施設
・後藤純男美術館:日本画家、後藤純男が純金やラピスラズリなどの天然岩絵具で描いた作品を展示する美術館。横幅14mの「雲海黄山雨晴」をはじめとする中国を描いた作品の他、ヨーロッパ、日本の大和路、北海道を描いた大作など約130点を展示しています。
・福原記念美術館:斎藤斎の油彩画、藤井範子の日本画をはじめ田中彰の彫刻、寺島龍一、神田日勝、平山郁夫、片岡球子、中川一政の絵画等、日本を代表する作家から、地元・十勝で活躍するアーティストまで、約500点の作品を収蔵しています。
・ステンドグラス美術館(旧高橋倉庫):19世紀後半から20世紀初頭にかけてイギリスで制作され、実際に教会の窓を飾っていたステンドグラスを収蔵しています。
掛軸、浮世絵、武具、現代アートまで、買取はなんでもお任せください
絵画骨董買取プロでは、北海道の出張買取を積極的に行っております。出張買取の前に、銀座の店舗にお持ち込みやLINE査定も承ります。ぜひお気軽にご相談下さい。
北海道にゆかりのある作家
お客様に寄り添った買取を

代表の田中千秋です。絵画骨董買取プロでは、掛軸・茶道具・浮世絵から現代アートまで幅広い美術品を親子4代にわたり扱ってまいりました。わたしたちはこの道90年余りの間、様々な美術・骨董品を見る目を養ってきました。 現在は各ジャンル専門のスタッフがおりますので、どんな作品でも一度に査定・買取が可能です。
お客様にとって一番良い方法でご売却ができるようサポートいたします。ぜひどんなことでもご相談下さい。
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