銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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5月の鑑定会

   

本日は鑑定会であった。弊社の都合で、今月は土曜でなく日曜であったので、若干予定を入れにくい方も多かったかも知れない。

北川麻衣子さんの個展と同時進行で、しかも浮世絵のお客様、カタログを見ておいでになったベルギーのお客様など、様々入り乱れた状態で、北川麻衣子さんとそのファンには迷惑を掛けた。申し訳ないです。。

今回、僕の出身高校である武蔵に二人の息子さんをいかせたというご夫婦がいらした。御父様曰く、武蔵は最高の高校だが、ほったらかしで困ったモノだと、褒めたりけなしたり複雑な心境のご様子。実は自分自身もそうで、武蔵に行かなければ自分の個性はなかったかもしれないとも思うけれども、なんだかあまりにも生徒に干渉しないあの学校は果たしてどうなのかと思わなくもない。今『男子御三家』を論じた新書が出ているが、武蔵とはどういう高校なのか、という話に花が咲いた。複雑な心境はあるものの、やはり二人の息子さんの成長が嬉しい、やってよかった、と思っている雰囲気が伝わってきた。

男子御三家 なぜ一流が育つのか (中公新書ラクレ) http://www.amazon.co.jp/dp/4121505476

しかしながら、今週の週刊新潮に出てきた「バカ東大生」(女性へのわいせつ罪逮捕)が武蔵中高出身と言うことで、ああいうバカが出てくるのも武蔵かな、という話に。

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他には、ウチが世の中で評判いいよ、他にマスコミによく出てくるところはひどいというもっぱらの噂だ、などと教えてくれるお客様がいた。うーむ、鑑定会では、たまに時間の無い中、率直に物を言わざるを得ないときやらあって、お客様に怒られるときもあり、我々も評判はいいとは限らないのだけど。。頑張ります。。

ともあれ、本日も絵画、陶芸、宝石など数名様からお買取させて頂いた。感謝。大事に次につなげていきます。

来月は九州は鹿児島での鑑定会を予定している。桜島、初めてだなあ。

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