モンスターカレンダー

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やさしいなあ、K君

そういえば、ゆうべは母校の先生をしているK君が一緒だった。すっごく優しい人だ。今はさまざまな新聞のご意見番として活躍しているけど、彼の資質の一番素敵なことは、優しいことだろう。たぶん生徒の面倒見もいいだろう。彼の元で学ぶ学生は、幸運である。

尊敬する見田さんは、面倒見よかったかなあ、ま、そうでもないね。ま、それはそれでいいんだけど。でも、面倒見いい人が大学にいるのも、いいではないか。最近若い人に面倒見の良い人が減っているけれど、自分たちの世代で、少しは人のことが考えられる気持ちが盛り返せたら素敵じゃあないのかな。と。

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ゆうべのこと。

ゆうべは、大学時代のお友達と飲む。
新聞関係の人は本当に危機感を持っている事がわかった。
私たち「一般人」としても、「プロの書き手」がいなくなってしまうことは危惧する。

しかし、映画も、ラジオも、「なくなる」という危機が叫ばれながら、社会の中でポジションを得てきた。新聞も、雑誌も、本もおそらくそうなるであろう。

残念ながら、本当の「プロ」としての書きて、で、なくて、かろうじてサラリーマンとして生き延びている記者や、編集者は、淘汰される時代が来るかも知れない。それでも、プロとしての自覚と行動を伴っている人に、お金がちゃんと落ちるやり方を、今後模索していくべきだろう。

僕らは、カタログの文章など、一生懸命書いているが、それ自体はほぼ「タダ」である。このブログももちもちろん。そのかわり、作品が一定以上売れれば、元が取れる、かもしれない。実は、文章を書く力というものは、出版・マスコミだけに求められる力ではなくて、ほぼすべての業種に必要な基礎力のひとつである。「新聞」や「記者」に象徴されるわかりやるい立場以外に生きる場所は当然あるであろう。ただし、会社の看板だけに頼って生きている人間は、食えなくなってしまう。幕藩体制が滅びた後の武士のようなものである。だけど、本質を掴んでいる人間は、生き残る。

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どうなる『ゆびのは』

日本画で、人物画を、真剣に、前人生をかけて描いている画家を結集する『ゆびのは』。
池永君が提唱、主導者だが、ディレクター、あるいはお助け人を勝手に私が自認している。
今のところ、ぴったり来る「同志」が見つかっていない。

ところで、オールアバウトの日本画がなくなってしまったことは、実は野で活動する作家(三大団体に所属しない人)にとっては、非常に困った状況であり、鑑賞者としても、情報ポータルの不在を意味する。

今度やる『画廊生活』企画の中ででも、あらためて「情報ポータル」を目指すなど、なんらかしかの手を打ちたいところ。松原さんがちゃあんとやってくれるといいんだけどね。


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さて、私が今後役割としてやるべきかな、と思っているのは、日本美術の伝統を踏まえた上、あらたな美術作品の創造をお手伝いすること。

本当のところ、現代アートと近代絵画の業界の区分けは上辺のことで、あんまり意味がない、と思っている。でも、作家および作品を「商品」として売っていくときに、「ジャンル分け」的なわかりやすさも一方で必要とされているのは事実。実際、ゆびのはも「日本画」なんて縛りをわざわざ言ってるしね。

「日本画」というのは菱田春草の定義によれば「日本人が描いた絵」という意味。コンセプトの有無、画材の事は問わない。でも油絵はどうなの?という議論が出てくるはずで、すると「岩絵の具」という「シバリ」を世の人は考えた。

でもね、その定義もなんかヘンと言えばヘン。何なのでしょうね。

ただ、今のように、院展、日展などの「流れ」的な「お約束」の世界と、「現代アート」的お約束の「どちらか」に行くことで商品たりえている「芸術」ってどちらもステレオタイプ的という意味では共通している。そんな定義から自由で、パーソナルで、しかも世界に開かれている、そういう表現が必要なんじゃないですかね。しかも伝統とシッカリ繋がっているような。

映画だとわかりやすいんだけど。なぜなら、やはり強い映画は、古典をシッカリ勉強している作家から出ている。「CM」とか「TV」、反対に「アート」方面から、みんなが楽しめる作品が出てくることはまれ。新しい物は、かならず伝統を研究している。ゴダールなんて、斬新だけど、映画史を研究し尽くしたうえに作ってるモンね。それでいて、パーソナルで、自由で、世界に開かれている。同時に、謎めいている。

池永君はその点とっても自覚的(多くはしゃべらないけど)なんだが、そのあたりの聡明さを持った作家の応援をしたい、と思っている。

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と、いうわけで池永・阿部グッズ

http://www.syukado.jp/jp/search/item/type/cho.html
上記のアドレスで、弊社でもネット販売している、若手作家グッズであるが、佐藤美術館さんでも販売した頂けることになりました。
一番人気が出そうなのが・・・阿部さんのクリアーファイルかな。


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佐藤美術館で池永・阿部グッズ販売予定

さきほど佐藤美術館さんとお話させてもらいまして、私たちがプッシュしている若手日本画家、池永康晟さんと阿部清子さんグッズを。。あ、池永君がきた。また書きます。

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え−、太田総理終わるの?ところでゴーマニズムとの相似を考えた。でもやめないで欲しい!!

 太田総理、秘書田中、の番組が9月で終わるそうである。極めて残念である。
日本人は議論が苦手で、本質を考える事をしない、という「思い込み」を払拭するボクにとっては極めて嬉しい、嬉しい番組であったのに。

 太田は面白い。田中も面白いけど。「王様は裸だ!」と常に告発する役割に徹している。たけしは番組では矢面に立たないように調整役に徹しているが、太田は常に引っかき回す立場にこだわる。ただし「コメディアン」という立場をうまく活用した上である。正面から議論を挑むが、だけどこれはあくまでお笑いだもん、という逃げ道を用意している。

 小林よしのりの「ゴーマニズム宣言」もすこぶる面白いし、そのセンスと情熱は超一級で、いつも読むのが面白いけど、やはり彼も基本的には「王様は裸だ!」と叫ぶ、告発するのがマインドの基本のようである。微妙に用意してあるエクスキューズとして「ワシは専門家じゃないもんね」という気持ちを感じる。なぜなら、かれは漫画以外の文章でも「ワシ」を一人称に使う。つまり漫画の「キャラクター」を終始一貫して演じているのだ。

 この二人がキャラクター、道化あるいはコドモを演じることで、物事の本質を照らし出す、という意味で、とっても共通していると思う。自分じゃ責任を取らない、という意味ではマスコミとかわらんじゃん、ズルイ、ともみれるのだが、一方で、これは結構大事な立場で、「オトナ」を演じると、「立場」に縛られてしまって、直感で見えてきた疑問を、自分で封じてしまう事がある。政治家の議論がしばしば詰まらないのはそのためである。マスコミは、しばしば「公平」を装うので、なにか気持ち悪い、いやーな「オトナ」ぶりを見せる。その点、彼らの「コドモ」ぶりはすがすがしい。

 太田総理、という番組がなくなるのは、日本の社会にとって大きな損失であると思う。金ミレイさんがプリプリ怒る姿も魅力的で大好きである。どうしてなくしてしまうのか。この日本社会の主要な問題点を皆が考えるチャンスが奪われてしまう。

 視聴率が少なくなった、という理由があるらしいが、うーん、頑張って続けてもらいたい。一番視聴率が落ちた原因は、モナがいなくなったせいかもしれない。彼女は全身から色気が溢れていてすばらしかった。同時に知性も必要。
 ここは一番、いい「秘書」を引っ張ってくるべき、なのかもしれない。たとえば、うーん、宮崎あおい、なんてのはどうでしょう。「少年メリケンサック」キャラ全開になっていただいて。色気も、たぶん頑張れば出せると思う。

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こんご総理にふさわしい人はいるのか。TVタックルの安倍さんを見てちょっとガッカリ

 安倍三さんは尊敬すべき政治家と考えているが、彼を見ていると若手の保守のひ弱さを象徴しているような気もしている。体のことだけではない。精神的な未熟さを感じさせる。

 今週月曜日のテレビタックルを見た。珍しく安倍さんが出ている。彼の総理として行った仕事、たとえば防衛庁の防衛省の格上げなどはやるべきことをきちんと片付けて偉かったとも思うが、テレビでの態度を見ているとやはり未熟な人だなと思った。大竹まことが何か素朴な質問をしたのだが、「そんな質問は議論に値しない」と何故かムキになって切り捨てた。タックルという番組の性質を考えて、ややオーバーアクションを演じたのかもしれないが、それにしても、あの態度では、そもそも総理になるには早すぎた人なのだな、とわかる。与党、つまり責任ある立場のリーダーは辛抱強く聞いて説明する能力が必要である。

 その意味では、石破さんが、責任者として丁寧に説明する辛抱強さを感じさせて、今いる政治家の中では、総理をやる資格が唯一ある人のように思う。「ウン、それはね、つまりこういう事なんです。まず第一に、・・・」深く自分の考えを「自己批判」しながら積み立てて来た人だけが出来る説明の仕方である。彼の理念が全て正しいとは思わないが、ほとんど唯一感情を排して論理立てて説明する能力のある政治家に思える。

 ところで、今度の民主党の総裁選は噴飯モノである。総理の座につくことが目的化して「目が泳いでいる」管さんの相手が「小沢」になる方向と報道されている。
 小沢さんはもういい。カネの問題、が問題ではない。彼は自分の信念を説明しないからである。「口べたで誤解される」と言い訳しているが、「口べた」なのは、説明しない方が得策な事が多いと判断しているに過ぎないだろう。そしてどうも彼は自分の本当に考えていることを説明しないで権力を先に握ろうとしているように見える。いったい小沢さんが何をやりたいのか。ほんらい、政界再編は手段であろう。小沢さんの本当の目的は何ですか。まったくわからない。

 残念ながら、総理になる能力のある人が民主党にはいないようである。もしそれでもどうしてもやってみたい、というのなら、党内選挙などやらず、管さんと私たち国民が心中するつもりで続けていただいた方がまだマシ、とも思う。ハラがすわらないもの。

 その代わり、あの薬害エイズで活躍した「スジ」を通す人格と、奥様のバックアップを信じて、とことん彼の政治家としての成長を待つのである。民主党選挙など、中止をサッサと決めるべきだろう。


 ホントはもう民主党が続くのは国家にとって危険なので、すぐに総選挙にするべきだけどね。経済対策が出そうにもないし、例の「外国人参政権」法案がいつか出て来るだろうから。

 ベストを言えば、たとえば改憲「反対」「賛成」陣営に分かれて政党を組み直したうえで、現在の政党をばらばらにして組み直した上で総選挙をやって欲しい。

 ただ彼らが権力を手放すようには思えない。経済は厳しくなる一方だが、この苦しみを耐えて日本に政治家が育つのを待たなければいけないのでしょうね。

 
 

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『歸國』には困った

北海道への家族旅行からの帰宅日であったので、なんとなく気になっていた倉本聰の『歸國』を途中からしか見られなかったのは残念であったが、途中から見るくらいで十分な内容であったので、残念であった。

つまり失敗作であった。

内容が内容なので、多少、説教くさい内容であっても、仕方がないと覚悟はしていたが、何しろ素晴らしい脚本であった『風のガーデン』の倉本聰、ときどきドキリとする官能やニンゲンの生臭さを見せてくれた『北の国から』の倉本聰、の仕事だから、きちんとドラマの力で「メッセージ」を遠回しにしかし、しっかりと、見せてもらえるだろうと思ったら、ずいぶんな手抜き仕事であることに驚いた。

もともと舞台作品として創ったものをドラマに焼き直した香りがぷんぷんとしたが、これはとりもなおさず設定のまずさ。「英霊」が現代に戻ってくるのであるなら、幽霊として「目に見えない」存在なのか、「実体」なのか、どちらか設定をしないと、映像作品としてはリアリティに欠くのだが、基本「目に見えない」幽霊として演出しているのにもかかわらず、現実の物を手に取ったり動かしたり、あまつさえ剣で人を刺して「殺人」まで出来てしまう。感情移入がしにくい構造を全体に張り巡らせて、せっかくの各俳優のハリキリ演技に水を差してしまう。長渕剛なんてのは、「兵隊」役として上手なキャスティングだと思ったが、ちょっとモッタイナイ。たけし、は、全く器用な俳優ではないので、かなり状況を作り込まないと彼の良さが出ない。あの「殺人」は「らしさ」を活かそうとしたのだろうけれど、もうひとつ説得力がないですなあ。

「なんで政府が靖国に参拝しないのだ」「こんな不幸な社会を作るために俺たちは死んだのではなかったのだ」など、メッセージとしては上手に作れば伝わるかもしれなかったモノを、表面的な書き割りのようなドラマにしてしまった。ネットで酷評されているのもうなづける。

残念だなあ。

たけしらが、「ディスコ」か「ライブハウス」みたいなところで、「年寄り連中がエラソーなことを言っても俺たちは好きに自由にやるのだ、関係ねえ」みたいな唄と踊りを若者が「ノリノリ」でやっているところを見る、というシーンがあったが、現代の若者がああいう歌を一度でも歌ったことがあるかといえばないし、現代の若者にも当然、戦時中の若者とは違った意味での理不尽さや無常感も感じているだろうし、希望も絶望もあるだろう。
どうしてありもしない若者像を類型化するのかわからない。

また、石坂浩二演じる東大の経済アナリスト?が、病気の母親を顧みず仕事ばかりしている、という描写も、そもそも石坂の内面に入らずに、「責められるべき無感覚さ」の象徴としてしか描かない。

『風のガーデン』で「女たらし」だけど「仕事に真剣」で憎めない、生きることに前のめりだが、時に人を傷つけてしまう、という中井貴一の医者を描いた丁寧さを、今回の短いドラマの各人物の設定に生かして欲しかった。

http://www.furanogroup.jp/furanojyuku/index.html
富良野塾起草文にある
「批評と創造はどっちが大事ですか」
「理屈と行動はどっちが大事ですか」
まさに現代の一億総「評論家」時代の現代にぶつけたい言葉であるし、自分自身に問うべき言葉で、素晴らしい理想のある人だと思うが、こんな偉大な人でも、こういう「理屈」だけで作った失敗作も、ときには作ってしまう、という事で勉強になる。

なぜ、こんな作品が出来てしまったのか、どこで間違ってしまったのか、興味深いところである。(

イーストウッドの「グラン・トリノ」がすごくて、このドラマが駄目な理由はなんだろう、もしかして「メッセージ」ありきの芸術作品はおしなべて駄目なのだ、という事なのかもしれない。どうして「人」はこうなのだろうか、どうしてこんな苦悩があるのだろうか、あるいは喜びがあるのだろうか、という「疑問」を呈示する、というのが<偉大な作品>を作る為の王道なんじゃないかな、と思ったりもするのである。


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グラントリノほか

新しいカタログは先週末できてずっとセッセと発送している。もう今日でいったん仕事を締めて明日から秋華洞としてお休みをいただいているが、カタログ会員様にはゆきわたるはずですが、お手元に届いているでしょうか。

お陰様で毎日ご注文をいただいており、中には同一品にタッチの差、という事も。本当に美術品とお客様というのは巡り合わせで、予測通りに進まない。恋愛、結婚と似ている?

このブログには仕事の話、美術の話よりもむしろ映画、政治、本、一般論の話が多いのだが、映画に関して言えば、本当に最近素晴らしい作品をたくさん見た。

たとえばイーストウッド、グラントリノ。
平山監督の、「必死剣 鳥刺し」

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サマーウォーズ見ましたヨ

本日は10月にある浮世絵オークションに向けての準備がある。時間帯的に重なるので、今日のロータリーに行けるかどうか。

さて、ビデオにとったテレビで放映したサマーウォーズ見てみました。

評判良かったんだ、これが。。。

最近は、よくわからないが、表面的で映画リテラシー低い作品ももてはやされる傾向がある。

サマーウォーズ、龍馬伝、湾岸警察?、相棒

テレビも含むが、技術的に作り込みがあっても、シナリオが粗雑では何も伝わらないのではないかな。

サマーウォーズの場合、「恋人のフリして欲しい」というアナクロな状況設定、「わび介」の心理行動描写の中途半端さ、そしてネットの世界の描写が「ゲーム」で全て象徴されるという安易さ(ネットが得意な若者は、PCでゲームをやっているわけではない。ハッキングというものを「わかりやすく」見せる事がこんなに工夫なく見せられても)、など萎えるポイントが多い。

にゃんとかして欲しいね。

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