高橋松亭と川瀬巴水
2025/11/21
東京都大田区の大田区立郷土資料館で開催されている
「高橋松亭×川瀬巴水-日本の技と美-」に行ってきました。


高橋松亭は松本楓湖の門人。
新版画を生み出した渡邊庄三郎が下絵を最初に依頼した絵師が高橋松亭でした。
大田区とは画業が最も充実した時期を過ごしたという縁があります。
また今年没後80年という節目の年。
川瀬巴水は風景版画の分野で新版画制作をリードした作家で、日本のみならず、
世界中にファンがいます。
今回の展覧会では川瀬巴水の代表作「雪の増上寺」大田区ゆかりの「馬込の月」はもとより、
松亭の初摺と後摺を2点並べての展示、
また、二人がそれぞれ描いた大田区の風景の作品も展示されています。
2階が企画展の展示ですが、
3階の関連展示「高橋松亭×川瀬巴水-いのち、いろどる-」では
美人画や動物の作品も展示されていますので、お見逃しなく。
そちらには高橋松亭の人気作「白猫」も展示。
クリアファイルも扱っていたので思わず購入してしまいました。

充実の展示でなんと入場無料!
会期は11月24日までです。
https://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/manabu/hakubutsukan/tokubetsu/kikakutensyouteihasui.html