あまちゃんの浮世絵
「あまちゃん」観てますか？
結構まわりにもファンが多いんですよ。
「海女」さんが主人公って新鮮かも。
ということで、今日は「海女」を描いた浮世絵のご紹介です。
鮑（あわび）は初夏が旬。源氏絵の様式で描かれていますが、
当時の海女の仕事を知ることが出来る風俗画になっています。
この日は大漁！海女さん達は浜辺で長鮑（のし）熨斗鮑を作っているところです。
鮑の身を取り外し、渦巻き状の細くはいで細長い帯状にします。
これをむしろの上で天日干しにしたあと、生乾きの状態で竹筒で薄くのばし、
さらに乾燥させると熨斗鮑の完成!
この熨斗鮑（のしあわび）作り、以前は各地で行われていたそうですが、
今は三重県鳥羽市にその技が受け継がれているのみで、
その技術は県指定無形民俗文化財に指定されているそうです。
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