スペインのサンセバスティアンに生まれる。1943年マドリード大学で建築を学ぶ。1947年に絵画および彫刻に転向し、1948年に芸術の世界の中心であるパリに移った。サロン・ド・メ等の展覧会に出品を重ねた。初期の頃には人間と自然界の間で揺れ動く「石」や「石膏」といった素材での制作を行うが、1951年に故郷サン・セバスティアンに戻ってからは、興味の矛先は「光」「景観」「空間」といった分野に向けられていった。また1959年からは本の挿絵を描くなど、エッチングやリトグラフ、木版画の作品の着想も持っていた。1958年ヴェネツィア・ビエンナーレで彫刻大賞受賞。1960年カンディンスキー賞受賞。1964年ピッツバーグ国際展でカーネギー賞、1978年ドクメンタで、メロン賞受賞。1991年高松宮殿下記念世界文化賞　彫刻部門受賞。1993年アメリカ芸術文学アカデミー名誉会員。