銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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お店開いてます、不動産、禅、哲学

   

我が社は、「シルバーウィーク」中も稼働中です。
お店には、一人ずつ交代で店番をしている状態ですが、必要とあれば、私がいつでも出ますので、どうぞよろしく。といってももう明日の水曜日を残すのみですが。

今日も出社予定でしたが、板橋区立美術館の「英一蝶リターンズ」を車で娘と見に行ったらなんとまあ渋滞のひどいこと。空いていれば30分程度で行く距離が、環八をなんと二時間。帰りは首都高を使いましたが、出社は諦めました。。。

その分、家で買い込んだ本の勉強。

今週の読書テーマは二つ。

不動産投資と「禅」。

経営する上で、美術品在庫は担保価値が金融機関には認めてもらえないのが、経営上難しいところ。不動産はどうなっているのか、キャッシュフローの改善に資するのか、勉強の必要があるので、まずは勉強。

それから「禅」。書画業界の知的?派閥の諸先輩方によると、実は飲んだときに話す話題に、美術思想、宗教思想、禅、哲学の話になることがあるとか。ええー?あの人が?車や女の話題じゃないの?いえいえ、案外知的なのです。この業界に入ってくるからには、やはり哲学科出てたりして。

「禅」哲学はそれでなくても、この仕事、必須科目の一つでしたが、まともに禅哲学を学んだことはありません。恥ずかしながら。

哲学と言えば、大学時代に九鬼先生の「粋の構造」は読んだことありましたが、まあ理解できたとはいえず。でもテーマ設定が良いですよね。粋とは何か。それをグラフを用いて説明するなど、何か非常な明晰さを感じさせる本です。もうなくしちゃったけど。

ちなみに、ヘーゲル、カント、はい、読んだことございません。現代思想がはやっていたので、フッサールだ何だと読みましたが、全然わからず。

今回は、鈴木大拙の本、西田幾多郎の本をamazonでまとめ買い。前に経営禅研究会に参加させていただきましたが、圧倒的な劣等生。どうにもとっつきにくい。ぼくはアタマから入った方が良いかも。なので、本を読んでみますね。

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