秋華洞スタッフブログ

日本の古美術・近代絵画を軸に、浮世絵、古典籍、その他書画骨董。茶道具、西洋美術品も扱います。

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春画買い取ります。

   

19日か東京文京区の永青文庫で始まった「春画展」。

私も行きましたが、初日から大盛況でした。

この機会に初めて本物の春画を見るという方、多かったのではないでしょうか?

今でこそ、春画はエロティックな部分に注目が集まりがちですが、

江戸時代では生命力の象徴、勝絵として武士が携帯したり、

嫁入り道具として持たせたことでも良く知られています。

春画本は貸し本屋で普通に貸し出しもされていました。

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北斎「喜能会之故真通(きのえのこまつ)」

また、中でも上方の浮世絵師、月岡雪鼎(つきおかせってい)の春画は持っていると

蔵が焼けないという言い伝えがあり、人気でした。

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月岡雪鼎 「肉筆 春画」(売約済み)

雪鼎の作品は今回の展覧会の目玉として、何点か出品されています。

そんな、身近な存在だった「春画」ですから、

今も、古くからある家ではお持ちの方もいらっしゃると思います。

秋華洞でも、春画の査定のご依頼をよく頂きますが、

相談しづらくて、ご連絡までに時間を要した方も多いようです。

秋華洞では秘密厳守、無料で査定いたします。

もし、春画の処分で迷われている方、まずはこちらよりご相談ください。

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