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老舗美術商が語る絵画買取の注意点!最も注意すべきは業者選びです

骨董品買取プロ代表 田中千秋
監修:骨董品買取プロ(運営:秋華洞) 代表 田中千秋

協同組合美術商交友会 理事長/全国美術商連合会 理事/国際浮世絵学会 理事/松風会 会主/東京美術倶楽部 会員/東京美術商協同組合 会員/浮世絵商協同組合 会員/築地ロータリークラブ 所属

絵画の売却を検討される際、留意すべき点は数多く存在しますが、何よりも注意すべきなのが「買取業者の選び方」です。

この記事では、悪質な手口や専門知識の乏しい業者によるトラブルを避け、納得のいく取引を実現するための要点をまとめております。創業から約90年、親子四代にわたり美術品と向き合ってきた美術商・田中千秋監修のもと、売却前に確認しておきたいポイントを解説します

ぜひお役立てください。

この記事の要点
  • 絵画の査定基準は業者ごとに異なり、査定額に数倍の開きが出ることも珍しくありません。売却後の契約キャンセルは極めて困難なため、最初の業者選びに最も注意すべきです
  • 言葉巧みに作品を預かって返却を引き延ばしたり、売却を承諾するまで家に居座り続けたりする「押し買い」トラブルが多発しています。悪徳業者に注意しましょう。
  • 絵画買取に必要な古物商許可は取得が比較的容易なため、「鑑定士」という肩書きを持っていても専門知識を有しているとは限りません。マニュアル査定で安く買い叩き、後から専門家に転売する総合買取チェーンも存在します。知識の乏しい業者に注意しましょう。
  • フリマアプリやSNSでの個人間取引には、状態の誤認によるクレーム、代金の持ち逃げ、配送中の破損リスクがあり、特定商取引法などの法的な救済も受けられません。インターネット経由の個人間取引に注意しましょう。
  • 信頼できる美術商を見極めるには、業者が積み重ねてきた「歴史と実績」、査定額の「論理的な内訳の説明」、そして作品や作家に対する「美術品への愛」の有無を行動から確認することが大切です。

目次

絵画買取で最も注意すべきは買取業者の選び方!

絵画買取業者のイメージ

絵画買取の依頼を検討している方にとって最も注意すべき点は「業者選び」だということをご存じでしょうか?

なぜ「業者選び」がそれほどまでに重要になるのか。その理由を、順を追って解説します。

 

業者次第で査定額は数倍変わる

絵画の査定手法は、依頼する業者によって千差万別です。市場の取引データや社内マニュアルにのみ依拠した「機械的な評価」に終始する業者も少なくありませんが、この世に二つとない美術品の真価を測るには、作品の本質を見抜く鋭い審美眼が不可欠です。

絵画の売買を単なる商取引と考えている業者と、作品の価値を次の世代へ引き継ぐ「ライフワーク」として向き合っている業者とでは、価値の判断基準に大きな差があります。それゆえ、業者次第で提示される金額は数倍から数十倍もの開きが生じることもあります

作品に宿る真の価値を正しく見極めようとする優良な業者を選び抜くことこそが、高額買取を実現する近道にもなるのです。

買取が完了したら取り戻すのは困難

美術品の売買契約は一度成立してしまうと、後からそれを取り消すことが極めて困難であるという点も、業者選びを慎重に行うべき大きな理由です。

店頭への持ち込みや宅配買取においては、クーリング・オフが原則として適用されません

さらに、転売を主目的とする業者の手に作品が渡った場合には、国内外のコレクターのもとへ瞬く間に流れてしまうケースも珍しくありません。そうなれば、後悔先に立たず。「やっぱり返して」と声を上げたところで、作品が既に売り払われていれば、作品を買い戻すことは現実的に不可能です。

後悔のない取引を実現するために、いかに業者選びが重要か、ご理解いただけたはずです。

出張絵画買取を行う悪徳業者に注意

悪徳業者のイメージ

ここからは、具体的にどのような業者に注意すべきか、そして業者の良し悪しを見抜くにはどうすればよいのかを解説していきます。

まずは、近年特に注意すべき悪徳業者についてお話します。 出張買取で手軽に売却できるという謳い文句で家に上がり込み、不当な価格で絵画を買い取る業者が増えています。特に価値あるコレクションや先祖代々の遺品が残る旧家のご自宅などは、悪質な業者の標的にされやすい傾向にあります。

悪質な絵画買取の実態やその巧妙な手口、悪徳業者の見抜き方を見ていきましょう。

 

悪徳業者に注意すべき理由

悪徳な業者に狙われると、正当な査定額から著しく乖離した安値で買い叩かれ、金銭的な損害を被ることになります。彼らはそうして安く手に入れた作品を即座に高額転売し、莫大な利益を得ます。そのような所有者様の想いを踏みにじる暴挙は、美術品に携わる者として断じて看過できるものではありません。

所有者が長年かけて大切に守り抜いてきた絵画には、作品そのものの価値だけでなく、所有者様自身の尊厳や誇りが深く宿っているはずです。長年慈しまれてきた貴重な作品と、それを受け継いできた方の想いや誇りを守り抜くためにも、不当な取引を強いる悪質な業者には、細心の注意を払って対峙しましょう。

悪徳業者がよく使う手口

悪徳業者は、所有者の意思を無視して強引に買い取る「押し買い」を平然と行います。そういう業者がよく使う典型的な手口には、次のようなものがあります。

1.預かって返却を引き延ばす強奪
「詳細な鑑定が必要である」と言葉巧みに作品を預かり、その後さまざまな理由をつけて返却を先延ばしにし、最終的に安価での買取に応じさせる手口です。この状態に陥ると、他店との比較検討という選択肢すら封じられ、最終的には不当な安値で売却せざるを得なくなります。
2.売ると言うまで帰らない居座り
家に上げたら最後、目当ての品を買い取れるまで居座り続けるという迷惑な手口です。悪質な訪問販売でも散見される手法ですが、実際に直面した際の精神的圧迫感は計り知れず、冷静な判断を失わせる非常に厄介な攻撃です。
3.毎日続く執拗な電話勧誘
一度断って帰ってもらった後も、繰り返し電話をかけて売却を迫る手口です。電話だけでなく、執拗にチラシを投函し続けたり、何度もインターホンを鳴らしに来たり、あるいは自宅の前で待機されたりという恐ろしい行為に走る業者さえいると言います。

これら3つの手口は全て、顧客の意思を無視して執拗に売却を迫り、精神的に疲弊するのを待つ卑劣な手法です。対処が難しく、警察を呼んで近所を騒がせるような事態になりかねませんから、悪徳業者かどうかの見極めは最重要事項となります。

悪徳業者を見抜くためのチェックリスト

悪徳業者に騙されず、安心して絵画買取を依頼するには、以下の項目の確認を徹底してください。

  • ウェブサイトに会社概要(代表者名・所在地・連絡先)やスタッフの経歴、顔が開示されているか
  • 電話対応時、誤魔化さず誠実に答えてくれるか
  • こちらの売却意向よりも自分の都合を優先する発言をしないか
  • 絵画の買取について熱い理念を持っているか
  • 絵画にまつわる雑談や質問に快く応じてくれるか
  • 「今すぐ売れば高くする」など、契約を急がせる言動がないか
  • 本拠地となる実店舗を構え、地域に根ざして営業しているか
  • SNS等に悪い評判が書き込まれていないか

後ろめたい手口を使って絵画買取を行っている業者は、必ずこれらの項目のどこかでぼろを出します。依頼を検討する際には、相手の言動に注意して誠実さを見極めましょう

専門知識の乏しい業者(買取チェーン)に注意

専門知識に乏しい業者のイメージ

ブランドバッグや貴金属を幅広く扱う総合買取チェーンを駅周辺で見かけることが増えました。どこにでも店舗がある分、その規模の大きさから「信用できそう」と思うかもしれません。総合買取チェーンの全てを否定する意図はございませんが、こと絵画買取という専門領域においては、残念ながらそうした業者に十分な知見や経験が蓄積されていないケースが多々見受けられます。

専門知識の乏しい業者に査定を依頼することは、結果的に査定額の低下を招く要因となり得ます。その業者が正しい知識を持っているかどうかにも注意する必要があります。

 

知識の乏しい業者に注意すべき理由

そもそも絵画の価格を決めるには、「その絵が誰によって描かれたのか」という作家の特定を行う必要があります。これ自体、ある程度の知識量の要求される仕事ではあります。

しかしながら、絵画の真価を測るには「作家の特定」だけでは不十分です。絵画の評価は、その作家ならではの「卓越した筆致」や「作家特有の美意識」が投影されているかにより大きく変化します。同一作家による作品であっても、その査定額には数倍、時には数百倍もの開きが生じるのです。加えて、日々刻々と変化する国際的な相場や、ジャンルごとの流行、作家評価の推移といった市場動向の把握も不可欠であり、求められる知識は極めて広範かつ深遠なものです。

こうした多角的な要素を吟味して初めて、作品の正当な価値を算出することが可能となります。これには、長年の経験に裏打ちされた並外れた専門知識と鋭い審美眼が要求されます。依頼する業者が果たしてそれだけの知見を備えているか、慎重に見極める必要があるのです。

なぜ知識の乏しい絵画買取業者が増えているのか

絵画や骨董品の買取業務に携わるには特定の資格を取得している必要があります。しかし実のところ、その資格の取得難易度はあまり高くありません。それゆえ、十分な知識のない業者であっても「絵画鑑定士」「美術商」と名乗って、絵画買取を行うことができてしまうのです。

悲しいことに、そういう業者がブランド品や貴金属の買取といった主力事業の片手間で絵画買取を行っているケースも多くあります。そこでは経験の浅いスタッフがマニュアルに沿って、画一的な価格で買取を行っていることさえ珍しくありません。定型化された相場の下限に近い価格で顧客から買い取り、その後で別途専門家に依頼して本当の価値を確認したうえで、高値で転売するのです。

知識の乏しい業者を見抜くためのチェックリスト

絵画買取を任せるに足る知識を備えているのかを見抜くには、次のような点に注意してみることをおすすめします。

  • 買取品目の上位に「ブランドバッグ」「貴金属」「家電」などが並んでいないか
  • 査定を行うスタッフに、美術業界での経歴や美術商としての豊富な実務経験があるか
  • 自社で美術品オークションを主催、またはコレクターへの直販ルートを持っているか
  • 作家名だけでなく「技法(油彩、版画、日本画など)」をその場で判別できているか
  • 作品を素手で扱ったり、床に直接置いたりしていないか
  • 鑑定書がないという理由だけで、一律に低い査定額を提示してこないか
  • 提示された査定額の内訳を、論理的に説明できるか
  • 国内外のオークションなど、近年のアート市場の動向を訊ねた時に具体的に答えられるか

意外と見落とされがちですが、中でも重要な判断材料となるのが、「自社オークションの主催や直販ルートの有無」です。画廊を経営の母体としていたり、独自の競り市やコレクターへの直接の販売ルートを確保している業者であれば、余計な中間コストを徹底的に排除できるため、他店の追従を許さない高額査定を提示しやすいという傾向があります。そういう業者を選ぶようにすると、高額査定の可能性が格段に高まります。

オークションサイトやフリマアプリの個人間取引に注意

フリマアプリを操作する様子

スマートフォンであらゆる商品を手軽に出品・取引できるフリマアプリやネットオークションは、広く利用されるようになりました。しかし絵画の売却においては、依然としてリスクが大きい手段であるといえます。 インターネット経由の個人間取引にも慎重になるべきです。

 

サイト・アプリに注意すべき理由

オークションサイトやフリマアプリ、あるいはSNSなどを使った個人間取引を推奨しにくい理由は主に次の3つです。

1つ目は、キズやシミといった作品の状態に対する誤解やトラブルが起きやすいからです。絵画の劣化具合や色味の変化を写真で捉えるのは難しく、商品の発送後に「写真より質が悪いじゃないか」とクレームをつけられ、思うように取引が進まないというケースが多く見られます。

2つ目は、支払いにおいてトラブルが起きやすいからです。サイトやアプリ、あるいはSNSを使って個人間で取引を行うとなると、決済の仲介がなく、購入者が代金未払いのまま簡単に姿を消すことができてしまいます。そして、個人間売買には特定商取引法や消費者契約法が適用されないため、トラブルが生じても法的な救済を受けられないことがあります。

3つ目は、配送時の破損リスクが高いからです。専門的な梱包技術のない人物が絵画を輸送するとなると、当然思わぬ破損事故が起こりやすくなります。

サイト・アプリを使う場合のポイント

こうした手段を利用するのは、数千円から数万円程度のインテリア用アートやポスター類を処分する場合に限定すべきだと、美術商である私たちは考えます。しかし、それでもサイト・アプリを使って取引を行いたいという方は次のことに注意すべきです。

  • 複数点の絵画を繰り返し販売する場合、古物営業法上の許可が必要になる可能性がある
  • 絵画の情報(絵のサイズや作者や作品の情報)を偽らない
  • 絵画情報には、キズやシミといった絵そのものの情報だけでなく、額縁や保護材、箱といった付属品の情報も必ず明記する
  • 付属品はどんなに破損していてもセットで売る
  • 現代アートの場合、作品画像が著作権違反を指摘される可能性があるため、売却目的の商品画像であることがわかるような写真にする
  • 買い手と積極的なコミュニケーションを取って、齟齬を生まないよう徹底する
  • コミュニケーションを取りながら、良い買い手を選ぶようにする
  • 売却する絵画の元の状態を収めた写真をなるべく多く撮っておく

業者選び3つのコツ

ここまで紹介した悪徳業者、知識不足の業者、インターネットでの個人間取引のリスクを踏まえ、信頼できる売却先を見極めるための3つのコツをまとめます。

1.その会社の歴史と実績を知ろう

長期間にわたり絵画買取に携わってきたという事実以上に信頼できる情報はありません。

絵画買取という難しい分野で長く営業を続けてきたということは、それだけ多くの顧客から信頼を得て、取引を積み重ね、知識を蓄えてきたことを裏付けます創業年数取引実績は、業者の信頼性を測るうえで客観性の高い重要な指標です。ここを必ず確認するようにしましょう。

2.査定の根拠を説明できるか確かめよう

マニュアルや過去の相場データのみに依拠するのではなく、なぜその査定額に至ったのかを論理的に説明できるかどうかを確認しましょう。信頼するに足る経験と知識を有する業者ならば、作品の状態や市場動向を踏まえながら、さらに細かい価格の内訳を明確に提示できるはずです。

3.美術品への愛を見極めよう

そして私たちが一番伝えたかった最大のコツが、この「美術品への愛を見極める」ことです。多くの業者が絵画を取引対象として扱う中、作品や作家そのものに対する敬意を持って向き合っているかどうかは、見極めるべき重要な要素です。

具体的には、査定時の作品の取り扱い方や、作品の背景にある歴史への理解、説明の姿勢などが判断材料となります。「次の所有者へ作品を適切に引き継ぎたい」という姿勢が感じられるかどうかも、確認しておきたいポイントの一つです。

作品への真摯な態度が随所から感じられる業者ならば、マニュアルにとどまらない心の通った査定を期待できるはずです

絵画を正しい価値で売却するなら絵画骨董買取プロ(by秋華洞)へ

最後にここで、私たち、絵画骨董買取プロ(by秋華洞)の強みをお伝えさせていただきます。絵画骨董買取プロは、1937年に京都で古書店として創業時から数えて、親子四代・約90年にもわたって美術品を取り扱ってきました。代表取締役の田中千秋は三代目にあたり、先代から受け継いだ知見をもとに、幅広いジャンルの美術品を査定しています。四代目となる娘も現代美術を担当し、日々経験を重ねているところです。

銀座の画廊「秋華洞」が運営母体であることから、国内外のアートフェアや百貨店の催事、オークション、美術館との取引ルートを有しているため、価値ある作品には惜しむことなく高額査定を行うことができます。

そして代表の田中千秋を含め、スタッフ一同、美術品への並ならぬ愛をもって査定に向き合っております。絵画買取で後悔しないためには、絵画の専門知識と美術品への誠実な態度を兼ね備えた業者を選ぶことが重要です。ぜひ、絵画骨董買取プロに絵画買取をご依頼ください。

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【一覧表で解説】業者選び以外にもある絵画買取の注意点

信頼できる業者を見極めることが絵画買取で最も注意すべきポイントでした。しかし他にも、絵画を売る際に注意したいポイントはたくさんあります。そこで、絵画買取の注意点を一覧表にしてまとめました。こちらを見ながら、絵画買取依頼の準備を進めてみましょう。

確認項目 具体的な注意点 注意すべき理由と対処方法
絵画への興味を高める 絵画買取のための査定(見積り)を依頼する前に、売りたい絵画について簡単に調べておく。 絵画の来歴や作成された時代背景を知っておくことで査定時の対話がスムーズになります。しかしそれだけでなく、せっかくの絵画売却の機会に、絵画の良さに触れてもらいたいと私たちは考えています。
付属品の有無 鑑定書、登録証、サイン、共箱(外箱)、保証書などの有無を確認する。 付属品が揃っていることは査定に有利に働きます。ただし紛失している場合でも、専門的な知見を持つ業者であれば作品自体の特徴から価値を判断することが可能ですから、ご心配は無用です。
保管方法 直射日光や高温多湿を避けた保管、防虫・防カビへの配慮。 査定までの保管状態も、作品のコンディションに影響します。日の当たる場所や湿気のこもる場所は避け、温度・湿度の変化が少ない環境に置くことが基本です。変色や劣化が気になる場合でも、自己判断での手入れは避け、専門的な対応は査定後に業者と相談するようにしましょう。
搬出・配送時の取り扱い 大型作品や複数点をまとめて売却する場合の運搬方法を考えておく。 サイズの大きい作品は、搬出の際に傷つくおそれがあります。運搬を専門のスタッフが担当するか、その間の保険が適用されるかを事前に確認しておくと安心です。
税金・確定申告 1個または1組の評価額が30万円を超える美術品等を売却した場合の譲渡所得について知っておく。 高額で売却した場合、譲渡所得として課税対象になることがあります。あらかじめ大まかな目安を把握し、必要に応じて税理士へ確認しておくと、売却後の手続きを安心して進められます。
相続品・共有名義の場合の確認 遺産分割協議の状況や、共有者全員の同意など、絵画の所有者について整理しておく。 相続した作品やご家族と共有している作品を売却する場合、本来の所有者全員の同意が必要です。後のトラブルを避けるため、売却前に関係者間で合意を得ておくことが重要です。
本人確認書類の準備 運転免許証やマイナンバーカードなど、顔写真付きの身分証明書 古物営業法に基づき、買取業者には本人確認を行うことが義務付けられています。事前に身分証明書を準備しておくことで、当日の手続きが滞りなく進みます。

特に私たちが強調したいのは、表の一番上に記載した「作品への興味を高める」という注意点です。

これは、単に売却の実務的な手続きを円滑にするためのものではありません。お手元の作品を次の買い手へと引き継ぐこの節目の機会に、美術そのものの魅力に改めて触れていただきたいという、私たち美術商の切なる願いを込めた項目なのです。

絵画を美術商に売るというのは、人生でそう頻繁には起こらない珍しいイベントですから、ぜひ、美術品と触れ合う機会として、この売却のプロセスを楽しんでいただければと思っております。

ご検討中の方は、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

まとめ|絵画買取で失敗しないためには業者を目利きすべし

絵画買取とは作品の価値の「目利き」ですが、納得のいく売却を叶えるためには、依頼するお客さまにも業者の質を見極める「目利き」の能力が要求されます。歴史の長さ、査定根拠の透明性、そして作品への愛を相手の行動から見抜き、信頼に値する美術商を選び出すことが大切です。世代を超えて美術品と向き合ってきた絵画骨董買取プロの経験豊富なスタッフたちが、お客様の作品と心から向き合い、誠実に対応いたします。皆さんからのご相談をお待ちしております。

絵画買取の注意点についてよくある質問

傷やシミ、額縁の破損がある絵画でも査定に悪影響はありますか?

傷やシミなどのコンディションの低下は査定額に影響しますが、それのみを理由に買取が不可能になることはありません。自己判断での修復は避け、そのままの状態でご相談いただくことをおすすめします。

出張査定に来てもらった後、金額に納得いかずに断っても本当に無料ですか?

はい、絵画骨董買取プロでの査定は無料です。金額に納得いただけない場合でも、出張費やキャンセル料などの手数料が発生することはありません。もし他店への依頼を検討されるのであれば、各社へ直接問い合わせを行い、その誠実さを慎重に見極めることを強くおすすめいたします。

作家名や来歴がわからない古い絵画でも、査定してもらえますか?

はい、ご自身で判断がつかない場合でもご相談いただけます。経験を積んだ査定士であれば、画風や筆致、額装といった特徴から手がかりを探ることができます。詳細が不明な場合も、まずは現状のままお気軽にご相談ください。

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コラム運営:絵画骨董買取プロ-専門買取スタッフ
監修者
骨董品買取プロ代表 田中千秋
代表 田中千秋

骨董品や美術品は、単なる財産ではなく、受け継がれてきた「時間」と「想い」そのものです。その価値を守り、次代へつなぎ、多くの方に触れてもらうため情報発信を継続していきます。

メンバー
絵画骨董買取プロ 金子
金子

日本美術全般の鑑定・査定を得意としており、コラムだけではなく、youtubeで絵画の解説動画も発信しています。ぜひご覧ください。

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