具体美術協会の創設者 吉原治良の『黒地に赤い円』が高評価!
戦後関西を代表する芸術運動「具体美術協会」の創始者である吉原治郎。
中学生の頃から独学で絵を描き、「人のまねをするな。絵画のスタイルを全部捨てろ。絵画のスタイルそのものをぶち壊せ。自分のものを作り出せ」を信念に、突き進んだ気迫ある作品を多く残した。
特に昭和40年以降の円のシリーズは、吉原の代表作ともなり、リトグラフなどでも評価が上がってきています。
「このところ円ばかり描いている。便利だからである。いくら大きなスペースでも円一つでかたがつくということは有難いことでもある。一枚一枚のカンバスに何を描くかという煩しさから解放されることでもある。あとはどんな円が出来あがるかということである。あるいはどんな円をつくりあげるかということである。たった一つの円さえ満足にかけないことをいやほど知らされるはめに陥ることも白状しておこう。一本の線も完全にひけないということはそこから出発しなければならないことでもある。そして、やはり一つの無限ともいうべき可能性がこんなところに底なし沼のようなかたちでとりのこされてある。私が自分の描いた円と向かいあっていることは自分自身との対話を意味する」(『吉原治良展』パンフレット1967, 東京画廊)
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