掛け軸の真贋を見極める - 銀座の老舗画廊が教える鑑定のコツ

皆さん、こんにちは。銀座の老舗画廊「秋華洞」の田中です。私たちは80年以上にわたり、絵画や骨董品の買取りと販売を手がけてきました。その中で、多くのお客様から「この掛け軸は本物でしょうか?」と尋ねられることがあります。今回は、その真贋を見極める方法をご紹介したいと思います。

目次

本物か贋物か – 目で見分けるコツ

まず、掛け軸の真贋を見分けるには、たくさんの作品を観察する経験が不可欠です。私たちのように、長年にわたり美術品を扱ってきた専門家でも、時には本物かどうか判断に迷うことがあります。しかし、多くのお客様が「これは本物だと思います」と尋ねてくる作品は、実は贋物であることが多いのが実情です。

なぜでしょうか。それは、自分の所有する作品は真贋を見分けるのが難しいからです。自分のものだからこそ、「これは本物に違いない」と思い込みがちなのです。しかし、専門家の目から見れば、90%以上が贋物という厳しい現実があります。

印鑑の形状から真贋を見極める

では、具体的にどのように掛け軸の真贋を見分ければよいでしょうか。一つのポイントは、作品に押された印鑑の形状です。特に重要なのが、「赤印」と呼ばれる印鑑です。この印鑑の形状や大きさ、押し跡の具合などから、本物かどうかを判断することができます。

例えば、印鑑の隙間の幅や長さ、朱肉の付き方などを確認すると、本物かどうかがわかります。本物の印鑑は、決まりきった形状と大きさがあるのに対し、贋物は不自然な印象を与えることが多いのです。

作家の作品数から真贋を見極める

また、作家の作品数も参考になります。有名な作家の作品は、世の中に出回っている数が限られています。例えば、伊藤若冲などの作品は、それほど多くはありません。そのため、「これも伊藤若冲の作品です」と主張する素人鑑定には、十分注意が必要です。

一方で、作品数が豊富な作家の場合は、真贋の判断がしやすくなります。作品の特徴をよく知っていれば、目で見てすぐに本物か贋物かが分かるはずです。ただし、素人でも自分の作品は本物だと思い込みがちなので、注意が必要です。

正しい情報源を活用して真贋を見極める

掛け軸の真贋を見極めるには、正確な情報源を活用することも重要です。有名な作家の作品については、信頼できる資料を参照することで、より正確な判断ができるでしょう。一方で、情報が少ない作家の場合は、簡単に真贋を見分けられるかもしれません。

ただし、素人が勝手に「これは本物だ」と判断するのは危険です。専門家の目から見れば、本物と思い込んでいる作品が実は贋物だったということも珍しくありません。自分の目で見極めるのは難しいので、専門家に鑑定を依頼するのが賢明です。

まとめ

掛け軸の真贋を見極めるには、経験と知識が不可欠です。作品の特徴を熟知し、印鑑の形状や作家の作品数などから総合的に判断する必要があります。素人でも、正しい情報を活用すれば、ある程度の見極めはできるでしょう。

ただし、最終的には専門家の鑑定を受けることをおすすめします。私たち秋華洞では、80年以上の歴史を持つ老舗画廊として、絵画や骨董品の買取りと販売を手がけています。お客様の作品の真贋を見極め、最高の価格で買い取らせていただきます。ぜひ一度ご相談ください。

また、LINEでの査定や、当社のギャラリーオンラインショップコンテンポラリーアートなど、様々なチャネルでお客様をサポートしています。掛け軸をはじめ、美術品のことなら何でもご相談ください。

私たち秋華洞は、お客様との信頼関係を何よりも大切にしています。これからも、お客様のニーズに寄り添い、最高のサービスをご提供できるよう努めてまいります。

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これからも、私たち秋華洞は、美術品を通じて社会の幸福の追求を続けてまいります。

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