弊社社長田中千秋が「羽鳥慎一モーニングショー」に出演

社長の田中千秋がテレビ朝日「グッド!モーニング」に出演しました。

葛飾北斎の名画「10年で倍に」 【グッド!モーニング】(2024年6月24日)

葛飾北斎の作品の価値を話題の中心に、弊社・秋華洞では浮世絵の値段の「ひみつ」についてインタビューしていただきました。

テレビの取材では、浮世絵ののみならず、現代アートにも値上がり傾向がみられるので、「アート投資」してみては?という切り口の番組でした。

北斎、広重、巴水の価格について

北斎の価格の上昇は、浮世絵が広く国際マーケットに受け入れられていることを象徴していますが、他の浮世絵や版画作品にもそうした例がみられ、今回は川瀬巴水の作品も取り上げていただきました。

新井アナと田中

北斎は浮世絵の中でも特別な存在なので、すべての銘柄がどんどんあがる、というわけでもありませんが、浮世絵版画のコレクターの頂点は高く、裾野が広いことがわかると思います。

北斎

最近は、アート投資の増加が注目されており、本番組もそのような視点をお持ちのようでした。手頃な価格で購入し、楽しみながら値上がりを待つというアート投資のスタイルが広がっていることが、価格の上昇を後押ししています。

巴水価格
私の本音としては、価格は上がることもあれば下がることもありますから、投資のことを言い立てるより、本当にアートを愛する人を増やすことが大事だと考えていますが、たとえ「値上がり」という現象を入口にしたとしても、気軽にアートに触れて、魅力を実感的に掴んでもらうことは大事ですし、販売や売却の際は私どもを活用していただくとありがたいな、と思っています。

「名作を安く買う方法」

番組では、上記の表題で、アート作品を手頃な価格で購入するコツ、という切り口のお話もありました。

浮世絵や版画の場合、作品の「耳」の部分が残っているかどうかが価格に大きく影響します。耳が残っている作品は、状態が良いとされ、高額で取引されることが多いです。

広重価格

なので、逆に言えば、状態の悪いものは安価なので、「名作を安く買う」ことができる、という考え方もできます。ですので、浮世絵は、良い状態のものも、悪い状態のものも、それぞれ異なったニーズがある、と言うことができます。

アートに触れる場所は美術館だけではなく、ギャラリーや個展でも近くで本物の作品を見ることができて、うちのような画廊では、売ることも買うこともできる、ということを知ってほしいな、と願っています。

新井さんと田中

この番組では、ギャラリーの温かい雰囲気や、ギャラリストの想いを少し感じていただけたかな、と思います。ますます多くの方が「アート」に興味を持っていただければ、ありがたいです。

スタジオ

取材には、「ボーイスカウト」のようなオレンジ色のスカーフを巻いた荒井アナに来ていただきました。

新井さん