浮世絵の最近のブログ記事

地獄絵の絵本がブームだそうです。
秋華洞の朝礼での1分間スピーチでも
スタッフが書店で目にして
トピックスとして取り上げていました。

絵本には針地獄や釜茹で地獄が載っていますが、
子供を怖がらせるのが目的ではなく、
「命を粗末にするな!」
というのが作者のメッセージだそうです。

ブームのきっかけは
漫画家東村アキコさんの実体験による
「うちの子はこの本のおかげで悪さをしなくなりました。」
という本の帯だったようです。

さて、秋華洞からも今日は地獄絵のご紹介です。
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「平清盛炎焼病之図」 月岡芳年 70.000円

治承4年(1180年)、平清盛の命を受け、重衡らによる南都焼き討ちで
東大寺と興福寺が焼失してしまいます。

その結果、怨霊に取り付かれた清盛が熱病に苦しみ
苦しみながら死ぬという言い伝えを描いた浮世絵です。

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閻魔様と「墓前に頼朝の首を!」という遺言を遺して死んでいったという清盛。

芳年の閻魔様は怖いというよりちょっとユーモラスです。
秋華洞カタログでは後ろの方のページに毎号浮世絵をご紹介しています。
その中から今日は1枚ご紹介します。1-87-23.jpg


築地ホテルは日本に1868年に開業しました。
修好通商条約により横浜などが開港。
江戸も外国人に向け開市することになり
外国人の往来も増えることから築地居留地内にこのホテルが
建てられたそうです。

設計は新橋駅の設計をしたアメリカ人建築家の
リチャード・ブリジェンス。
工事と経営は清水屋(今の清水組)が請け負いました。

完成後は連日見物客が訪れ、
こうした錦絵も100種類以上作られたそうです。
よく見ると、ホテルではありますが、
外壁には「なまこ壁」が・・・。

さて、築地ホテルのその後ですが、
築地居留地は余り繁盛せず、
経営難易陥り、
海軍に譲渡された後、1872年の大火で消失しました。


秋華洞では作品紹介をするサイトが2つあります。

主に日本語で作品紹介や情報発信をする「おんらいんぎゃらりい」と
英語で浮世絵を中心に日本美術を紹介する「Japanese Fine Arts]」です。

Japanese Fine Artsでは、ほぼ毎日新着作品をアップしています。
今日はその新着作品からご紹介。1-87-118a.jpg
東京華族学校 学習院宴会の図(三枚続き) 16.000円

人目でその華やかさに目を奪われる作品です!
学習院が京都から東京に1977年に移転し、それを祝って開かれた宴の様子を
描いています。
浮世絵の右手奥には明治天皇が、左手には皇后が見えます。
右手は洋風なインテリアになっていますが、
皇后のいる左手は、屏風に囲まれるなど日本風。

ちょうどのこの時期は日本風なものと西洋のものが入り乱れた時代ですが
それはさまざまな浮世絵でも確認できます。

さてこれを描いたのは楊州周延。
アニリンという赤い染料を使った華やかな浮世絵で知られています。

実は周延は秋華洞のサイトでも人気があり、
アップするとすぐ売れてしまうことが多いのです。
華やかさと手頃な値段が人気の秘密でしょうか?
飾れば、部屋が一瞬のうちに華やぐこと間違いなしの
作品なのです。
明日からいよいよゴールデンウィークですね。
秋華洞は誠に勝手ながら4月28日〜5月6日まで
お休みを頂きます。ご了承の程よろしくお願い致します。

さて、今日はお休み前に「幸福を呼ぶ浮世絵」をご紹介します。
ちょっとシュールかもしれませんが・・・。

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「有卦福引の図」 国芳 95.000円

見たとたん、「???」と思うかもしれませんが、
江戸時代末期に流行した「有卦絵(うけえ)」の一種です。

有卦は陰陽道で幸運が続く7年間を指します。
ちなみに凶運が続く5年は無卦といいます。
有卦にはいった人は知人を招いて宴会をする有卦振る舞いをしたり、
頭文字に「ふ」のつくものを描いた(福につながるため)
「有卦絵」を飾ったそうです。

この国芳の有卦絵も「ふ」のつくものがいっぱい。
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不動明王や

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フグなど・・・。
そのほか、「風呂敷」「芙蓉」「筆」「フナムシ」まで・・・・。

1度見れば、くすっと笑ったり、ツッコミを入れたくなったり。
そうした意味では「幸せ気分」を運ぶこと間違いなし?の一品です。
おととい、国立劇場で歌舞伎を観てきました。
国立劇場での楽しみは
観劇の他に、日本画の大家の作品をじっくり見ることができること。

2階のロビーに、東山魁夷小倉遊亀児玉希望
小野竹喬上村松篁山口蓬春等巨匠の作品が
ずらりと展示されています。
これらは、国立劇場の開館の際に寄贈されたものだそうです。

わたしが鑑賞していたときは
男性が鏑木清方作の「野崎村」の前で
記念撮影をされていました。

4月の演目は鶴屋南北作の
絵本合法衢(えほんがっぽうがつじ)でした。
片岡仁左衛門さんの悪役はさすがの迫力。
まさに、悪の華といった感じでした。
ちなみに私が足を運んだ23日は千秋楽。
大向こうから「大当たり!」の掛け声がかかり、
独特の華やかさに包まれていました。

さて、今日の1枚はこちらです。
一見、ただ舟遊びをする歌舞伎役者たちを描いたようですが・・・。
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「船」 三代豊国 34.000円

船の名前は「大入丸」!
なんとも縁起の良い屋形船なのです。

ゴールデンウィークまであと1週間。
皆さん、ご予定はお決まりですか?
今年は海外へ旅行する方も増加しているようです。
行楽を楽しむ方も、お仕事の方も
良いゴールデンウィークになるといいですね。

さて、ゴールデンウィーク後半にある「こどもの日」。
こいのぼりをあげたり、兜を飾ったりと
各ご家庭で男の子の成長を祝われていることでしょう。

マンション住まいの方も多くなり、
なかなか、こいのぼりもあげられないというご家庭に
男の子の成長を祝って、こんな浮世絵はいかがでしょう?
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「怪童丸烏帽子着之図」 国芳 50.000円

烏帽子着とは元服を意味します。
京都の木野愛宕神社では今も行われていて
登録文化財に指定されているそうです。




今日、4月17日は「四十七士の日」なんだそうです。
新橋演舞場では「忠臣蔵祭り」と題して、
さまざまなイベントが開かれているそうです。

忠臣蔵といえば、歌舞伎でも大人気演目ですが、
赤穂浪士の討ち入りは浮世絵の題材にもよく使われています。
今日はそんな中から1枚ご紹介します。

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国芳が赤穂浪士討ち入り後の祝杯を描いた揃物です。

また、画面上のコマ絵は国芳の次女であり門人の芳女が描いたもの。
本作に描かれているのは赤穂浪士の一人、間瀬正辰。

ふんどし一枚で海の中を泳ぐ姿。その腰にはしっかりと刀が巻き付けられています。

今日は江戸時代の桜のお話。

吉原の桜について触れていますが、
今日はその様子を浮世絵でご紹介します。

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「江戸土産の内 新吉原 仲の町」 落合芳幾 10.000円

仲の町は吉原でもメインストリート。季節の見世物や、花魁道中の舞台でした。
桜はこの季節にだけ植えられたもので、初夏には菖蒲、秋には菊などが
わざわざ他から取り寄せて植えられていたそうです。

今週月曜日に「平成中村座」で歌舞伎を観てきました!

平成中村座がある、隅田公園の辺りは
江戸時代、幕府公認の芝居小屋、
「中村座」、「市村座」、「守田座」が立ち並んでいたところです。
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スカイツリーと中村座の幟

私も江戸時代にタイムスリップして、
存分に楽しんできました!

4月の昼の部の演目は「隅田川続俤 法界坊」。
桜の季節にふさわしい演出があり、
なんと、スカイツリーが借景に!!
江戸時代の人々が芝居に熱狂した気持ちがわかりました・・・。

ちなみに、平成中村座は来月5月までの期間限定。
来月昼の部の演目の一つは
本朝二十四孝です。

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「擬絵當合 八重垣姫 武田勝頼」 三代豊国 10.000円



先週末は花冷えでしたが、
昨日の東京はお天気にも恵まれ、
絶好のお花見日よりでしたね!

私も所用で隅田川沿いに行きましたが、
公園はお花見客で大賑わい。
隅田川のお花見船はお客さんでてんこ盛り。
気持ちよさそうでした。
今年の隅田川沿いといえば、
やはり、桜とスカイツリーとの競演。
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携帯の写真なので見辛くてすみません・・・。

ところで、昨日の暖かさで一気に花が開き、
散り始めている桜もありました・・・。
でも、散る様子も桜の美しさの一つ。
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「花の波」笠松紫浪 80.000円

花の命は短いけれど、
最後までその美しさを堪能しようと思います。

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