2012年2月アーカイブ

今日の東京はすごい雪ですね。
今は少し小ぶりになったようですが、
秋華洞(ビルの7階です)から銀座をみると、
ビルや道路に雪が降り積もっているのが見えます。

さて、今日は『雪』つながりというわけではないのですが、
小村雪岱の作品をご紹介します。

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 「灯影」 小村雪岱 231.000円

この作品は雪岱晩年の昭和15年高見澤版画から発行されたものです。
小村雪岱といえば、泉鏡花の作品の装幀を数多くて手がけたこと、
また、資生堂の意匠部に席をおいていたことでも知られます。
その経験から生まれる、作品の「デザイン性」に惹かれる方も多いようです。

この版画で効果的なのが、女性が身に着けている半襟の赤。
この赤が作品をギュッと引き締め、見る人の視線をひきつけているように感じます。
ほんの小さい面積なのですが。
さらに鶯色の着物との対比が
静かな絵の中で鮮やかに浮き上がっています。
この組み合わせは着物の世界ならではのセンスではないでしょうか。

日本の美が凝縮された作品です。

昨日今日と、東京は春の兆しが感じられる陽気になりましたね。
近所を散歩していると、梅がほころんでいるを目にしました。
今日はお花の絵をご紹介します。

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「花十支」 田能村直入 1.000.000円 

近代南画の大成者である田能村直入の若描きです。

今の季節の花、梅のほかに
辛夷(こぶし)や海棠(かいどう)、菊、、木犀など、四季折々の花が
絶妙なバランスで描かれています。

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蓮の花の部分です。
近づいてみると、蓮の花びらに描きこんだ細かい幾何学的な筋が見えます。

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こちらはあでやかな芍薬の部分。
この赤が全体を華やかにしています。

近づいて、細かい筆使いをじっくり眺めるもよし、
離れて、全体の花々の組み合わせを堪能するもよし、
四季の花々が描かれ、一年中楽しめる一品です。
2月9日に中学生の職場体験の様子をお伝えしましたが、
皆さんからお礼の手紙をいただきました!
ありがとうございます。

「芳年の絵はとても迫力があり、カッコ良かったです!」

「広重は小学校の社会の教科書に載っていて、
 本物を見ることができて驚きもありました」

「今までは画廊は絵を売るところだから自分とは関係ないと思っていました。
 けれど今回画廊に行ってみて、絵を見に入るのもいいんだと知りました」

「時代によって書く絵が違ってくることに驚きました」

「和風の絵をさわらせてもらって、ざらざら感の面白さがわかりました」

こちらもお手紙をいただいて、新たな発見がありました。
ありがとうございました。
改めて、また画廊に遊びに来てくださいね。

3月、秋華洞が関西にお邪魔します。

大丸心斎橋店の企画、
「銀座から提案する美のある暮らし老舗画廊7社による「銀座室礼」展」に
出展します。
3月8日(木)〜3月12日(月) 於:7階催事場

秋華洞では、須田剋太の特集のほか、
山下清や村上華岳など人気作家の展示を予定しています。

また、期間中は各店主によるギャラリーツァーや
その他イベントを計画しています。
詳細が決まりましたら、またご報告いたします。

皆様にお会いできる日を楽しみにしています!
今日は2月22日。
にゃあ、 にゃあ、 にゃあの語呂合わせで「猫の日」です。
(ちなみに犬の日は、11月1日です。)

そこで猫の作品をご紹介。
猫というといろいろ題材になっていますが、
今日は、月岡芳年の作品です。
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「風俗三十二相 あったかさう」 月岡芳年 210.000円 

月岡芳年の美人画シリーズ、「風俗三十二相」です。
階級や時代の違う女性たちを生き生きと書き分けた人気シリーズ。
こちらは寛政年間町屋後家の風俗とあり、
女性が炬燵に入りながら、読書をし、
その炬燵の上の猫ものんびり昼寝・・・という作品です。
猫と炬燵。昔から冬の定番ですね。

この作品、ぜひぜひ見ていただきたいのが、
猫の毛並み。
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摺りで表現した猫の白い毛は
本当にふわふわして「あったかさう」です。
1872(明治5)年、東京初の日刊新聞「東京日日新聞」(今の毎日新聞の前身)が
浅草で創刊されたのが
旧暦の2月21日なんだそうです。

新聞錦絵といえば、落合芳幾。
その「東京日日新聞」の発起人の一人であり、
錦絵版「東京日日新聞」を残しています。

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「東京日日新聞 八百六十五号」 落合芳幾 15.000円

「摂州天王寺で元農兵長の益田氏が盗賊を退けた。」
という出来事を元に作成したものです。

この錦絵は天使が「東京日日新聞」というタイトルを持ち、
さらにアニリン紅で額のように縁取られたデザインも特徴の一つで、
そのあたりに文明開化の匂いを感じられる作品です。
わたくしごとですが、先週iphoneを紛失しました。


メールや電話の他に、本も新聞も映画もメモも色んな調べごとも

普段の生活に必要なものほとんどをiphoneに入れていたため、

これからどれだけ不便な思いをするだろうとちょっとドキドキしていました。



ところが....

思ったよりもあまり困らずに数日間過ごせました。

いや、むしろ快適に過ごせたのかもしれません。



電子書籍でなく紙の本を読む ←メールとかに邪魔されず集中できる

大きな画面で映画を見る ←観る意気込みがちがうのでやはり集中できる

家で調べてから行く ←行き当たりばったりでなくなるし、電話がないので約束時間を守る(笑)

忘れてはいけないことはしっかりと頭に記憶する ←最近脳みそ使っていなかったことに気づく



便利だからといってなんでも頼りすぎはよくないと反省しました。



というわけで今朝の朝礼で脱スマホ宣言をしました。

とりあえず見つかるまでは・・・・。
来週の月曜日は「歌舞伎の日」です。

なぜかというと、
1607年の2月20日に出雲の阿国が
江戸城で徳川家康や諸国大名の前ではじめて歌舞伎踊りを披露したからなんだそうです。

そこで今日は歌舞伎に関する浮世絵をご紹介します。

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「役者絵 夏祭浪花鑑(ニ枚続き)」 三代豊国 35.000円

1858年5月 守田座で 団七・・・中村福助、一寸徳兵衛・・・市川市蔵で上演された時の
ものです。
背景の弁慶l格子が粋な作品です。 

そして今日はもう一つご紹介します。
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「新板芝居道具づくし」 国綱 3.000円

芝居に使う小道具を描いた作品です。
どんな場面に使うのか、想像しながらながめると楽しさもアップしそうです。
先日、原宿の太田記念美術館に行ってきました!
現在開催されている展覧会は、

江戸のスター、
「歌舞伎役者」、「花魁」、「力士」の浮世絵が中心の展示内容になっています。
さて、今日は秋華洞からも江戸のスター役者をご紹介します。

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「真冩月花之姿繪 明やすくおもふや花の川むかひ」 落合芳幾  10.000円

江戸時代の名女形 三代目澤村田乃助を描いています。
このシリーズは人気役者36人を題材にした慶応3年作のもの。
各役者が詠んだ狂歌が添えられており、
楽屋での姿と思われる様子を影絵で描いている点が
面白い作品です。

三代目澤村田乃助は美貌の女形をして人気を博し、
そのため、田乃助襟や田乃助下駄などの商品も生まれたそうです。
また、舞台中の負傷から、脱疽をわずらい、手足を切断しながらも、
舞台に立ち続けたことでも知られています。
漫画「JINー仁-」にも出てきますから、
若い方も名前はご存知かもしれませんね。

太田記念美術館の展覧会でも
三代目澤村田乃助を描いた作品が展示されています。
ご都合が合えば、ぜひ足を運んでみてください。
2007年の秋に立ち上げた海外向け日本美術販売サイトの Japanese Finearts.com 

早いもので5年目を迎えました!

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日本のお客様からのご注文もかなり多いため、

このたび日本語のページも作ることになりました。


今のサイトよりも見やすく、楽しんでご覧いただけるようなページにリニューアル中です。



日本語化に向けてのご意見・ご要望などありましたら

ぜひ info@syukado.jp までメールをお送りください。











2月9日、近隣の中学生が職場体験で来てくれました。

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まずはじめにお願いしたのは、浮世絵を作家別に分ける作業。
傷まないよう慎重に作業しつつも、生で見る浮世絵に興味津々です。

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こちらは海外サイトに掲載する掛軸の重さを量る作業。
次第に緊張もほぐれ、チームワークも良くなってきました。

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最後は自分たちで選んだ掛軸の前でパチリ。
打ち合わせに来てくださった日本画家の池永さんとも会えて
みんな嬉しそうです。

私が彼らくらいの年齢の時には、この世に画廊があることも
知りませんでした。十代でこういう経験ができるなんて、とても
うらやましいです。

近い将来、彼らが絵にたずさわる仕事に就けたらいいなぁ。
もちろん、お客様になっていただいても大歓迎ですが(笑)。

スタッフにとってもいい経験になりました。

寒い日が続いています。
この寒さで、梅の開花が遅れていて、
各地の梅まつりの開催も遅れているそうです。

東京での梅の名所を言えば「湯島天神」
ホームページを見ると、今年はまだほとんどつぼみのままのよう。
(開花情報をホームページで確認できます。かなりくわしいです!)
昨年は、この時期早咲きの梅はさきはじめていたようですから、
やはり、今年は遅いのですね。

梅で思い浮かべる歴史上の人物といえば、「菅原道真」。


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「月百姿 菅原道真 」 月岡芳年  30.000円

月百姿は芳年が最晩年の7年をかけて制作した、月をテーマにした100枚の連作です。
上記の作品は11歳の菅原道真が初めて詠んだ漢詩を取り上げたものといわれています。

梅の香りをかぐと春が来たな・・・。と思いますが、
今年はそうした日々はもう少し待たないといけないようです。
寒い日が続いていますね。みなさま、風邪など引かれていないでしょうか。

秋華洞の周りでも、インフルエンザ、鼻風邪、お腹の風邪、咳の風邪、いろいろ流行っています。
私ものどが痛み始めたので、昨日は大量にしょうがを摂取し、湯たんぽを抱いて眠りました。
「あれ、なんだか…」と感じたら、無理をせず、温かくして早寝しましょう。

さて、昨年の東美アートフェアでご好評ををいただいた日本画家・池永康晟さんのジクレー。
イベント限定の企画でしたが、ネットでも販売することになりました。

こちらは2008年に制作された《期待・ゆう》を元にしたジクレー。

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そしてこちらは2011年の作品《かくれんぼ・愛美》を元にしたもの。

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いずれも鉛筆サイン入り、額付きで31,500円、送料1,000円にて販売しております。

価格もお手頃で、オフィスや自分の部屋にインテリアとして飾るにもぴったりです。

ご興味のある方はどうぞお気軽に弊社までお問い合わせください。

《期待・ゆう ジクレー》

《かくれんぼ・愛美 ジクレー》

節分

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今日の東京は、お天気は良かったものの、
風が冷たく、寒い一日でした。
朝のラジオでは、
体感温度はマイナスになりそう・・・との天気予報でした。
乾燥しているから、余計寒さを感じます。

ところで、明日は節分ですね。
恵方巻きや豆まきの準備をされているご家庭も多いかと思います。

秋華洞でも、ささやかながら節分のディスプレイで皆様のお越しを
お待ちしています!
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昨年暮れ、テレビドラマの話題といえば、
「家政婦のミタ」が突出していたように思いますが、
1月からはみなさん、どんなドラマを見ていますか?

視聴率としては、「家政婦のミタ」ほど突出しているものはないようですが、
その中でも、山崎豊子さん原作の「運命の人」は
話題作の一つといえるのではないでしょうか?
私も1回見ましたが、
実際の政治家とその役をやっている俳優が
かなり似ていて驚きました。
そういえば、当時は政治家も個性の強い人が多かったような気がします。
テレビを見ていると、「ああ、こんなしゃべり方をしていた・・・。」と
思えるような。マネもされていましたし・・・。

さて、今日は政治家の書をご紹介します。

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第45代、48〜51代内閣総理大臣を務めた、吉田茂の一行書です。

 【原文】撫蒼松坐翆篁素准書()()
 【読み下し】蒼い松を撫で、緑の竹やぶに座す。


吉田茂も個性の強い政治家の代表格といえますね。
吉田茂の在任時、日本はまさに激動の時代。
その合間にどんな思いで、書と向き合ったのでしょうか・・・。

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