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2011年6月アーカイブ

catalog28-thumb-500x335-481.jpgカタログの最新号が出ました。月曜に刷り上がり、今スタッフ総出で発送作業中です。まだご覧になっていない方は、ぜひご請求下さいね。そうこう言っている間にも、本日6点ほどあらたに品物を仕入れてきました。泰テルヲをゲットしましたので、京都独立派のディープなところに興味のある方は是非。そうですねえ、芸能界で言えば、尾崎豊みたいな作家でしょうか。。。
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弊社で推している池永康晟の作品が表紙カバーに採用された作品
Por favor, cuide de mama
SHIN KYONG SOOK
(韓国文学:英語の題名 

Please Look after Mom )

の献本がやっと!日本に届きました。
スタッフブログでも紹介

以前にもご紹介したかも知れませんが、この
申京淑さん

は、私たちと同世代(1963年生まれ)の女流作家。
アメリカでも翻訳されて、ベストセラーに入っている模様。


この本、何故か日本の翻訳はまだのようです。

日本で出版されるときにも、スペイン語版と同様、採用されるように働きかけてみたいと思っています。





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成山画廊さんに、諏訪敦の展覧会を見に行きました。

他の画廊さんのことはあまり書かないのですが、とても面白いので少し言及します。

諏訪敦 絵画作品展 「一蓮托生」

いろんな人から噂を聞いてとても興味を持っていたものの、行くキッカケがなかったこの画廊さんに初めての訪問となりました。

ウチで扱わせてもらっている阿部清子女史のお誘い。

なにしろ、この個展、まず上記のHPの挑発的ともいえる成山さんの言辞が面白い。
「『写実』という差別用語で語られる多い画家」、という作家へのステレオタイプでくくられる事への抵抗。このテキストだけでも、この画廊が凡百のコンセプトで運営されているものではないことが想像できます。

で、靖国神社で集合して参ったのですが、古風でアーティスティックな佇まいを持った不思議なビル。思った以上に狭い空間に、作品がふたつ、みっつ、よっつ・・。解放された出窓の向こうに見える新緑がまぶしい。

面白い作品ばかりでしたが、松井冬子氏を描いたとおぼしき、HP上にも見られる、”差別用語”「写実」で描かれた作品は必見であります。この画廊と、松井氏のエネルギーに拮抗するべく、緊張感を持って描かれた『花を食べる』。黄色い花粉が絵肌を飛び散り、土佐派の「炎」のような、花弁を絞った花汁がほとばしるような赤が画面を横切る。怖さと美しさがある。

銀座とか清澄白河とか画廊が密集するところから背を向けたような九段坂上に居を構えたこの画廊さんの個性は、「銀座」というブランド共同体に身を置く自分とは対照的なんですが、このひとならではの必然性が感じられて、強く印象に残ります。

「美」と「アート」、「芸術」、「工芸」という分類のどこに身を置くか、美大ヒエラルキーとか団体展のどこに身を置くか、という表層的な選択肢もしばしば話題になるけれども、もっと心の奥底の立ち位置がどこか、という事で、人の行動の選択は決まる。私は私の出自やエネルギーやしがらみで此処にいる。

この「画廊」をテーマにした作品展というさりげないけれども、前代未聞のテーマ展は、この画廊でなければ成り立たないテーマでもあって、とってもおもしろいと思います。NHKでも放映されたようなので、今後は混むかも知れませんね。





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写楽展、管総理の次、夏と原発


写楽展をやっと見に行った。
写楽は寛政六年、卓抜した才能をひっさげて蔦谷から写実的でシャープな筆勢を持った図像を生み出したにもかかわらず、殆ど一瞬のうちに才能を失って消えて行ってしまう。その消えっぷりが、いったい何を意味するのか興味深い。

最終的な絵柄は、他の凡百の浮世絵と何も変わらなくなる。

どうもこれは日本社会に蔓延する「普通病」、つまり世間に迎合してダメにナル傾向と繋がっているかも知れない、と思ったりもするが、どうなのであろうか。


この国の総理やら政治も、マスコミの「普通病」つまり、エキセントリックな発言やカネに汚い、女に汚い、とテッテー的のつぶされる「普通病」にかかった末に、菅さんなどという恐ろしい普通カビのついた空虚な人物を生み出してしまった。いわば戦後日本が作った空虚な怪物だ。なんでこういう人が産まれてしまったのか、どうやって(政治的に)死んでいっていただくのか、とても興味深いテーマである。あれほど魅力的なオカン、そして薬害エイズの時のかっこよさは、虚像だったのか、それとも変節だったのか。

そもそももう年を取りすぎていると人間、政治家は無理なのだろう、と思うけれど、どうなのでしょう。私は前回このブログで小泉進次郎を推したが、これはむろん半ば冗談で、本当は石破さんになってほしいと思っている。本人もどうやらその気らしい。昔自民党が社会党の党首を首相にしたように、自民に首相をやらせるぐらいの気概が民主党には欲しいけれど、無理なのだろうか。


ところで、原発を否定するのは、大人でない、という言説と、嫌、全て止めろ、という「子供」の意見が今拮抗しているようであるが、今は「子供」の意見に一票である。そもそも今まで「子供」であろうとした人たちは、暴力で退けられていて、やっとこさ、まともな議論が出来るような状況になってきた。電力の一部が原発でまかなわれているのは事実だが、火力の稼働率をあげて、自然エネルギーの開発スピードを上げる、一方、原発は少しずつ止めて収束を考える、というのが、誰が考えても結局至る結論であろう。

ところで、夏はいつも私は冷房のきつさに閉口し、神経痛に悩まされ、夏風邪を引く。今年は少なくともそういう可能性が減りそうで、そのことだけは喜ばしい。今、電車でもビルでも、たいてい冷房は入っていないか、控えめである。関西行くと、やはり無頓着に冷房のきつい建物が今すでにある。チト図に乗って使いすぎてきた冷房は、ここらで正常値に戻したい。

ところで、最近私どもには、欧米勢のお客さんが戻ってきた実感がある。スタッフの日々の努力が実った形である。ボクも頑張ろう。クリスティーズじゃないが、ユダヤ人以外は最低3カ国語以上マスターしないと入れない会社にしようっと。今やると社長以下全員不合格だけど。

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ずっとあなたを愛してる

ずっとあなたを愛してる、という映画は、題名でちょっと連想するような恋愛映画ではない。いわば家族愛の映画であるが、そこに激しい陶酔的な物語性はない。

いわば大きな物語があった後、非常にシンドイ過去を引きずる姉が、妹が、その家族が、友人が、どう受け止めて生きていくか、人の心をどうわかっていけるのか、というとても繊細なテーマの映画である。

実は、この映画は、日常生活で「人を知る」という日々行われる「作業」にとても役に立つ映画である。

この映画の脚本は極めて繊細に書かれている。主人公が「姉」で、副主人公が「妹」である、という基本的な設定さえ、映画を見始めてから数分経たないと明かされない。その他、すべての人間関係が、全く説明的な台詞、ナレーションを排して語られている。「姉」の過去も、ひどく謎めいているのだが、その「謎」自体が、他の登場人物が「誰」なのか、というどの映画でも当たり前にある「謎」の奥にあることで、観客はリアルな「他人」の日常に少しずつ入っていく感覚を味わえる仕掛けになっている。

実はこのことは日常、他人と関係性を作っていく上で、私たちが当たり前に行っている作業なのだし、すべての映画は「人間関係」の説明にどれだけの尺を使うか、というのが非常に基本的な技術なのだけれども、たいていのテレビドラマ(大河ドラマなんか典型)では、アホみたいな説明提起台詞でいっぺんに知らせてしまう。なんのスリリングさもない。

つまり具体的には
「それでさ、お母さん」とか
「だって、彼女は今までずっと独身で彼氏もいなかったじゃない、」とか、登場人物が人間関係を説明しながら台詞をいうような台詞回しのことを言っている。

で、主人公の姉は、人の心に土足で踏み込んでくる連中を、拒絶する。というか彼女はどうも罰されたがっている節がある。それが自分の運命、とでもいうように、優秀で美しいにもかかわらず、人に拒絶されることをあらかじめ受け入れて生きているのだ。そして、人に同情されたくない。

しかし、意固地ということではない。心にやさしくタッチする、ユーモアや詩的表現(フランス語らしい美しい表現が数多くちりばめられているのがこの映画のいいところだ)を解する何人かの登場人物には心を開き、魅力的な笑顔を見せる。妹(主人公たちは英仏のハーフ)の養女(東洋人)にも、最初はいささか拒絶ぎみの反応も見せるが、すぐに心を開き、優しい叔母としてふるまう。

みんなで田舎の友だちの家に集まってパーティするなど、フランスの片田舎のインテリ(職場と家族を中心とした共同体)の良さが、とても屈託なく表現されているのが嬉しいのだけど、その中に困った友人が居る。

その困った友人は、エリックロメール(有名な映画監督)がわからんやつはクズだ、みたいな発言をして、周囲を困惑させる。当然のことだが、映画にさして興味のない人間にとって、ロメールなんてどうでもいい名前だ。こういう自己主張の強い押しつけがましい人間はインテリが10人くらいいると一人くらい必ず混じっている。で、その困った男は主人公のジュリエットに「ジュリエットは誰だ?謎の人物?」とかなりひつっこくからむ。彼女は過去は言えない。言えば家族に迷惑がかかることは自明なのである。本当のことを言うと、一同、大笑い。誰も本気にしない。それほど、彼女の過去は重い。とくに、インテリの共同体には支えきれない重さである。

このロメール好きの男、ああ、これは私自身のカリカチュアだなと思った、気に入った芸術やら映画を褒めない人間を憎む、人のことを詮索する、20代の自分である。バッカだねえ、人にはそれぞれ事情があるのに。言えることばかりとは限らないのに。ちなみにロメールは私も好きである。人の会話の機微をリアルに切り取るのに卓抜した才能があり、ゴダールあたりが「才能」を前面に出すのに比べて、控えめなポジションで映画を作り続けて長生きした、ヌーベル・バーグの巨匠である。彼の映画を好き、という事は、自分は繊細ですよう、と言いたい人なのだけど、そう言いつのることが実は繊細さの奥の鈍感ぶりをさらけ出してしまう、という恥ずかしい構造をこの困ったオジサンと私(かつてと言いたいが今でもいささかそうであるかもしれない)は持っているのである。

関係ないけど、最近、自分の両親の親戚、妻の親戚などに会う機会があったが、本当に親しい仲でも、背景にもう多くのドラマを抱えている。なんだか人生の重みを少しは知ってしまう年齢になってしまったのである。人生の哀しさと喜びと希望を知るのに、少々眠くなるかも知れないが、この映画は見ておいて損はないと、思うのである。

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昨日テレビタックルを見て、政府の無策ぶりがここまで非道かったと言うことを知り驚く。

広野町という場所は、原発からの緊急避難準備区域、とかいうところで、
「自主的避難」区域だということだが、
まともな放射線モニタ情報もなければ、地元の自治体への指示もなし。

国しか放射線被害については扱えないにもかかわらず、現場の指揮部隊は国から一切派遣されていないという。こんな国は他にあるだろうか。

お隣の国、中ロにしてみれば、これはもう、おそらく100年ほど前の「戦争」がオッケーの時代なら、直ぐに攻め込んでわが領土にしたことだろう。

現在でも、あ、こりゃア尖閣でも北方領土でもいただき放題、軍事的にも政治的にも無力、と何重にも確認できる状態。まったくの手ぶら無策状態。

もとはといえばGHQのウォーギルティプログラムが効き過ぎて、アメリカの思った以上に日本国民は骨抜きになってしまった。アメリカという国は、あのビンラディンを殺害したときの喜びようでわかるように、血に飢えた国家、という側面を色濃く残しているが、日本はあの敗戦以来、おいしくいただける、羊か豚のようになってしまったようだ。

日本人全体ではないと思いたいが、この「有事」にたえられないようなら、本当の「有事」に対応できるはずがないではないか。

教育、について、日本人として様々な悩みがあるが、原爆と九条というくさびを打ち込んでいただいたお陰で、ここまでグニャグニャになってしまったことで、子供に何を伝えて良いのか、すっかりわからない国になってしまった。

まともな見識を持った政治家に首相をやってもらって、日本を急激に立て直したいものである。

口先だけかも知れないコイズミの息子でも首相にして、民主党の長島、原口、自民党の石破などを補佐に付けて「有事」に対応できる内閣を作って欲しい。

コイズミの息子、なんて事は珍案と思われるのは承知しているが、幕末維新では二〇代が力を持った。本当は有事の政治は20代、30代にまかせるべきだ。体力と気力がある。40代、50代は支えるといい。

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秋華洞の動画を作成してアップロードしました。
いわゆる「プロモーションビデオ」です。
私たちが如何なる気持ちで仕事をしているか、どんな「貌(かお)」をしているか、言葉でなくわかると思います。
ちょっと、自分がしゃべっていることがエラソーで嫌なのですが、まあ、この程度です、私。スミマセン。父の自知郎はカメラの前で完璧に”自然体”。すごい人だなと思います。このまんまの人です。
ちなみに、私どもは「何でも○○団」には出ておりません。出ているのは親戚の方です。彼のほうが、モテル、というもっぱらの評判です。私としては悔しいですが、仕方ありません。私は私のマイルドな魅力で迫るほかありません。何を言っているのかわからなくなりました。まずは、ご覧下さい。

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