
私ども銀座・秋華洞では、掛け軸の作品を積極的に買取しております。
お持ちの掛け軸がありましたら、ぜひ御気軽にご相談ください。
専門のスペシャリストがあなたの作品を拝見いたします。美術品買取のよくあるご質問
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掛軸の買取について
掛け軸というのは単なる形式であって、「中身」ではありません。「書」「画」などを床の間に吊るして掛ける形式に整えてあるに過ぎません。場合によっては、額装に換装することも可能です。ですから、ある作品の売買をするのに「掛け軸」を買う、という言い方はやや乱暴かもしれません。ですが、掛け軸をお持ちの家庭は、たいてい多数の掛け軸があります。「ウチのあのたくさんある掛け軸、どうする?」という会話が交わされていることも多いでしょう。掛け軸はかつて必需品でしたし、しかも季節や節句、慶事に様々な種類が必要とされました。またお好きで買う方も、ひとつで満足する、という事はまずありません。大抵いろんな作家のものをお求めになります。世代が変わると、「掛け軸」がたくさん溜まってくるわけです。そこに次世代がコレクションを拡げることもありますが、いったんご処分されることもあるでしょう。そうした相談が多数私どもにあるのです。
ですので、ここで「掛け軸の買取」という言い方をしているのは必ずしも的外れな表現ではないといえるでしょう。当然、それぞれの店には専門となるジャンルがありますが、私どものカタログでご覧いただいてもわかるように、かなり広範にわたるジャンルの作品を買取りさせていただいております。長年にわたりお客様に育てていただいた結果、こうした広い範囲の作品について扱うようになりました。また、万一、直ぐにわからない作品のご依頼があった場合も一流の各ジャンルの専門家と連携して査定できますので、安心してもお任せいただければ幸甚です。私どもには、各種美術店さんや国内外の大手オークション会社さんからも査定のご依頼があります。
掛軸をお売りになるさいの注意事項
お売りになる、価値を見てもらう場合に備えてアドバイスを少々。まず、掛軸作品は作品のコンディションに加えて、裏書、鑑定証、箱などの添付物が大事です。もし査定の前に倉庫を整理することがあっても、そうしたものを無くさないようにお願いします。また「コンディションが悪いと売れないと聞いたから」ご自分の判断で、掛軸の修復を行ったり、額を直したりするケースが多いのですが、これはおやめ下さい。ご自分で楽しみたいから、飾りたいから、手を入れるのならいいですが、「価値を上げるため」にそうした事をやっても殆どの場合、意味がありません。手間のぶん以上に価値が上がることは稀です。私どもも含めて、信頼できる懇意の美術商を見つけて、そのアドバイスに従うのが良いでしょう。査定の前に、写真をお送りいただく場合も、そうした添付物の状態がよくわかるよう、何枚か写真をおとり下さい。判断の材料として重要です。
掛軸について
江戸期以前の肉筆絵画作品、あるいは筆跡作品は、八割がた軸装になっていると言っていいでしょう。その大半が掛け軸。一部は手で巻きをほどいて見る「巻物」。軸以外の形式は、屏風、ふすま、帳(本の形式)、そして未装(まくり)作品。書院造りから始まった「床の間」文化が如何に日本に根付き発展していったかが分かります。平安時代に「掛け軸」文化はなかった筈ですが、この時代のものも後世に「お茶」に用いるため(とも限りませんが鑑賞に容易なように)に掛け軸になっているものが多数あります。また武将や文人の手紙類などの多くも軸装されています。
明治の文明開化を迎えてからは、いわゆる「日本画」は軸装、「油絵=洋画」は額装、という住み分けが出来ました。明治・大正・昭和と続く西洋と対比した「自意識」を持った日本絵画はその殆どが「掛け軸」です。京都の円山応挙が開発した精緻で洗練された画風や、文人画、大和絵、そして西洋の絵画法などが重層的に絡み合い、実に豊かな「掛け軸」文化となりました。一方で、生活必需品としての、「美術」というよりも「実用品」としての「お軸」も非常にたくさん流通、消費されました。
戦後は、軸装作品の割合は急激に減り、いわゆる「日本画」もその形式は現在99%「額装」となっています。住環境の変化もありますが、ものの需要と供給の原理により、ある程度の閾値を超えて「需要」が減少すると、掛け軸的様式の「日本画」を描く技術が失われてしまった、という要素もあるでしょう。
充実したスタッフが親切丁寧にご対応いたします
どんなことでもお気軽に、ご安心してお問い合わせ下さい。
秋華洞代表のご紹介
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秋華洞スタッフのご紹介
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拝見するのは、私どもの銀座の画廊にお持ちいただくケースが多いですが、こちらから出向く事も勿論可能です。週の半分は、出張買取させていただいております。
ほぼ全国に対応しており、九州・東北でも出向きます。 |
美術品の査定と鑑定について
掛軸の買取をするさい、ふたつのプロセスが必要となります。ひとつは「鑑定」であり、次に「査定」ですね。「鑑定」「査定」については、別項にコラムを設けましたが、ここでも少し触れておきます。「鑑定」は真贋の鑑定です。真贋、を問うのであれば、まず前提として「誰の作品か」わかっていないといけません。ですので「誰のかわからないけど本物ですか」という質問は問い自体に矛盾があります。(でも案外多い質問なのです。)
ですので、まずサインあるいは落款(署名のこと)を見つけなければいけません。
真贋を判断するには、著名かつ高い評価の作家については、多くの場合、専門の鑑定機関があります。
私どものHPにもその一覧を掲載しています。よくテレビで「本物に間違いありません」などと言っていますが、本当はその人が勝手に判断してはいけないケースもあるわけです。もし判断するべき事柄があるとすれば「鑑定書」が本物かどうか、という事でしょう。
「査定」は、そのものの「価値」をはかることです。本当にみなさんが興味があるのはここではないでしょうか。査定については、実は検討するべき要素が非常に多いのですが、大枠でいえば、そのものの美術的な「インパクト」と、同程度のものとの相対的な相場観、そして需給関係で決まります。ここはお客様との「価値観」のコミュニケーションともいえますね。私たちは日々無数の美術品を見ていて、査定価格をお出しするのですが、一方で、お客様はその経験や視野のなかで、お持ちのものに価値観がある。そこにドラマが有り、まさにテレビ番組が成り立つ訳ですね。
さて、この「鑑定」「査定」のプロセスは一応二段階に分かれるとも言えるのですが、ケースバイケースで、一気に「査定」できる作品もあれば、「鑑定」機関に判断をゆだねて次の段階で査定するものもあります。ただいずれにしても、「査定」「買取」について、トータルにアドバイスできることが私どもの強みです。実際問題としては、その場で買取が成り立つケースがほとんどです。つまり「真贋」についてのリスクを私どもで引き受ける場合も多い、という事ですね。